■2021年12月26日(日)
賢島駅に戻り、あとは帰路に就くのみ。旅の締めは賢島から京都まで、特急「しまかぜ」のフル乗車だ。しかも、家族3人で運転席のすぐ後ろでかぶりつきの席が取れたので楽しみで仕方ない。
↑「賢島エスパーニャクルーズ」から戻ると、「しまかぜ」の車両は既にスタンバイ。
@近鉄志摩線 賢島駅(三重県志摩市阿児町神明)
↑賢島駅では他のホームに「しまかぜ」以外のスターも停車中。
@近鉄志摩線 賢島駅(三重県志摩市阿児町神明)
↑いよいよ乗車。出発までの間に記念写真を撮ったりしていると、すぐに発車時刻に。
@近鉄志摩線 賢島駅(三重県志摩市阿児町神明)
発車が迫ってきたので数分前に自分の席に戻った。シートのリクライニングを弄ったり道中の飲食物の準備をしているとブザーが鳴り、列車が発車した。いくつかのポイントを渡るが、足回りに相当お金を掛けているのか、かなり振動を吸収しているのが分かる。
↑いよいよ発車。速度計もスタフも手に取る様に見渡す事が出来る最高の席だ。
@9400K 特急「しまかぜ」車内
鵜方を発車した頃、早速3号車のカフェ車両に向かった。食事をする程ではないが何か食べたいのでスイーツセットを注文した。残念ながら階下席しか空いていなかったが、半個室状態で3人でのんびり食べる事が出来た。
↑普段食べないホテルの高級なケーキ。場所代を含めてたとしても意外と安く感じる。
@9400K 特急「しまかぜ」車内
途中、アテンダントさんがばたつき始めたので何事かと尋ねると、鳥羽に着く手前でスイーツセットが売り切れたとの事。鳥羽・宇治山田・伊勢市で恐らく半分以上のお客さんが乗車すると思われるが、その方々はスイーツセットはありつけない。アテンダントさんに「いつもこんな感じなんですか?」と尋ねると、「いえ、今日は下りで予想以上に出てしまいまして。こんなのは珍しいんです~。」との事。確実に食べるなら下りなのだろう。
↑定期的にデザインが変わる記念乗車証。旅の思い出に。
@9400K 特急「しまかぜ」車内
↑トンネルでもカーテンを降ろさないので、席で座りながら前面展望を楽しめる。
@9400K 特急「しまかぜ」車内
陽が短い季節なので、大和八木あたりで薄暗くなり、大和西大寺あたりではもう暗い。残念ながら地元を通過する時は既に暗かったが、憧れの「しまかぜ」でいつも撮影しているポイントを乗客として通過する違和感を楽しんだ。
↑乗り慣れた京都線を「しまかぜ」から見る違和感を楽しんで、終点京都着。
@9400K 特急「しまかぜ」近鉄京都線 京都(京都市南区西九条院町)
京都駅でも記念写真を撮り、数分後に回送されていくのも見えなくなるまで見送った。6年ぶりに乗車したが、相変わらず楽しい3時間弱で、正直なところもっと乗っていたかった。
今回のプランは今思い返しても私の家族的によく出来たプランであり、もうお伊勢さん参りを年末の恒例行事にしたいレベルだ。次回はまだ乗車した事が無い「伊勢志摩ライナー」のサロン席に乗車したいものだ。