もう日付が変わってしまったので15年と1日前になるが、2001年3月2日は、特急「白鳥」が廃止された日だ。
といっても、大阪と青森を結んでいた方の事で、青函トンネルを走る現在の「白鳥」は、ニセモノ感がありどうも馴染めない(すんません)。そしてこの春、青函「白鳥」も廃止。愛称は完全に消滅してしまうのだろうか…。
「白鳥」は個人的に一番好きな列車で、親戚が住む酒田へ行くのによく利用した。いかにも古き良き特急という雰囲気がたまらない。今の撮影技術と道具でもっと撮れていたらと思うとなかなか悔しいが、時代が時代なので仕方がない。
↑やはり「白鳥」には雪景色がよく似合う。南今庄まで来てもまだ行程は2割に満たないという果てしなさだ。
5001M 特急「白鳥」 北陸本線 南今庄 (福井県南条郡今庄町南今庄) 1999.1.31
このダイヤ改正を境に北陸本線の485系が徐々に淘汰され始めたが、2015年の全廃まで14年もかかった。日本海縦貫線もズタズタにされ、本当に鉄道旅行がし辛くなってしまった。乗るのも撮るのも、1990年代を知っているだけに面白くなくなったが、たまにはこうして古き良き時代に浸るのも悪くない。
「白鳥」のページが本館にありますので、よろしければどうぞ。