■11月6日（火）
元々雨の予報だったので、朝食までフテ寝をした。
実は宿泊したユースホステルが、中央本線の有名撮影地から徒歩5分程度の場所で、天気が良ければ散歩がてら朝練をと目論んでいた。しかし、「どーせ雨やし」とゆっくり起きて外を見ると雨は止んでおり、雲海の上に南アルプスが見えている。「やられた…」と思いながら朝食を食べていると段々視界が悪くなり、雨が激しくなってきた。ここで希少な「山スカ」を撮るために下準備までしていたが無理だった…。
↑上：冴えない天気の中、ユースの全景。ここのお子さんは急坂を谷底まで降りた学校に通う。
下：「山スカ」を撮れない鬱憤晴らしに勝沼ぶどう郷駅に保存されている山男を撮影。
今回はもうひとつ目的があり、息子にブドウ狩りをさせ、「こうやって実がなるんやで～」をいうのを見せたかった。生憎の雨でそれどころではないと思ったが、「みはらしの千果園」というところではテントの下で雨でもブドウ狩りが出来るらしいので行ってみた。
↑初めてのブドウ狩りに興奮気味
10種類以上のブドウがあり、シーズン終了間際なので販売のブドウも持ってけドロボー状態だ。試食をして「ベリーＡ」を狩り、もぎたての果実を頬張る。個人的にブドウは果物の中でもそんなに興味は無かったが、生涯で食べたブドウの美味しいランキングでダントツ1位になってしまった。うまい！！！調子に乗ってもう1種類「甲斐路」を狩り、食べ尽くして大満足だった。
↑もぎたては瑞々しく甘い。写真は「甲斐路」。
その後、甲府市に向かい、「桔梗信玄餅」で有名な「桔梗屋」の工場見学へ向かった。ここでは通常の商品以外にアウトレット（賞味期限間際、形が悪い、最中やどら焼きの皮だけなど色々）が販売されており、何やら楽しくなってついつい色々買ってしまった。こんな所…。
↑平日なのにテーマパークには卑しん防食いしん坊がたくさん。ワシも含めて…。
ここから帰路に就くが、セオリー通り中央道を帰っても面白くない。せっかくなので静岡方面から帰る事にし、精進湖、本栖湖からR139で南下する。天気が悪く残念だが、富士山にかなり接近して快適に走る。途中富士宮で焼きそばを食べ、初走行の新東名高速から伊勢湾岸道経由で帰宅した。
こっちの地方から帰るといつも思う。
「関東の人って、こんなええ所に2時間とかで行けて羨ましい～！」