秋の紅葉シーズン。我が家ではいつも11月下旬に近郊に見に行くのではなく、11月上旬に標高の高い所での紅葉を楽しんでいる。個人的に紅葉のピンポイントな感じより、山全体が染まる方が好きだからだ。
今年も例年の様に長野県や岐阜県が候補に挙がったが、3年以上行っていない山梨県に足を伸ばすという事になった。まず宿選びだが、何度か行った事がある大泉のペンション「セドナ」は休日に幼児が宿泊出来ないという縛りがあるためパスし、清里のシンボル的な「清泉寮」に宿泊する事になった。
当初は11月3日(土)~5日(月)の予定だったが、3日に15分で終わる仕事を強引に入れられて結局終日出勤…。1日ずれての出発となった。
■11月4日(日)
3:30起床。本当は3日夜に出発して車中泊したかったが、息子に車中泊はまだ無理なので早朝出発となった。4:05に自宅を出発し、R163~名阪~伊勢湾岸~東海縦貫道~中央道と進む。途中伊賀市でコンビニに寄ってから勢いで運転していたら、いつの間にか駒ケ岳SAまで3時間ぶっ通しで運転していた。ここで朝食。木曽駒ケ岳はうっすら雪化粧しており、南アルプスの稜線もくっきり見え美しかった。

↑駒ケ岳SAから見た木曽駒ケ岳
とりあえず先にコマを進め、小淵沢ICで降り、八ケ岳高原ライン経由で「まきば公園」という県立の牧場みたいな公園に到着。イメージ通り昼前の到着、頑張った甲斐があった。ここでは広大な敷地にポニーや羊などの動物が放牧されており、見て触ってというのを息子にさせてやりたかったので来てみた。遠く富士山を望み、手前には紅葉した木々。ハイテンションの息子を横目に前日のつまらん仕事がちっぽけに思えてくるから不思議だ。

↑最初はビビっていたが、慣れるとこの距離に…

↑やはり富士山は美しい。
ここではかなり長時間、何なら日が暮れてもええで的な感覚でまったり過ごしたが、息子が好きなウサギの小屋が非常にショボく、途中で切り上げて他所の牧場に連れて行く事になった。しかしわずか10分の移動時間で爆睡してしまい、翌日にお預けとなった。
この時点で15:30、まだ日没まで時間がある。どうしようか迷ったが、とりあえず清泉寮にチェックインし、嫁さんは風呂に入り、私は酒の買い出しついでに合間鉄と有効に時間を活用した。
清泉寮は以前からある本館と、3年前に増築した新館があり、我々は一番安いプランで前者に宿泊した。3人で1泊2食付きで\17,000(更にじゃらんポイントで\3,800割引)なのでどんな内容かと思っていたが、古いが清潔な和室にめっちゃおいしいバイキングとかなりポイントが高かった。しかし、部屋からレストランや源泉かけ流しの温泉までが片道5分と非常に遠いのが難点だ。まぁ。トータルでもかなり良い施設だった。

↑清泉寮の夜
20:30頃、息子を寝かしつけてから酒盛りの予定だったが一緒に寝てしまい、偶然同時に深夜1:30頃起きた嫁さんとおかしな時間に酒盛りをし、3:00頃再度寝るというおかしな睡眠をとったせいで、あまり疲れがとれなかった。
…続く。