■7月23日(月)
 
前日の早朝に撮った寝台特急「あけぼの」の出来が不服だったので、この日も同じ段取りで現地に向かった。しかし、鳥海山は形すら分からないくらい全く見えないので、陸橋から正面がちに撮りお茶を濁した。残念ながらこの日は成果なし。
 
親戚宅で朝食を済ませ、この日の段取りを考える。まだお土産を買っておらず、昼食には酒田ラーメンを食べたい…など色々欲望があるので、ひとつづつ潰していく感じだ。
 
まず日本酒を買おうという事で、酒田市郊外の酒蔵を2件尋ねた。1つは「清泉川」というブランドで、地元の方もあまり知らないマイナーな酒蔵。もう一つは「初孫」ブランドで、酒田では最もポピュラーな存在な酒蔵だ。
 
後者には敷地内に「蔵資料館」という展示販売スペースがあったが、月曜という事で休館だった。がっかりしていると社員の方が通りがかり、どこから来たかという問いに京都からと答えると、「あ、どうぞ。開けますよ~。」と快く開けてくれた。決して「せっかく京都から来たのに」とかゴネてはいない。社員さんが優しかっただけだ。
 
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ひと通り展示物を見て試飲販売スペースへ。例の如くすべてを嫁さんの舌に委ね、私は水を飲んで見守るパターンだ。それでも1件目の酒蔵の時の様に、車で寝る息子を私が見張り、その間におかんと嫁さんが試飲するというパターンよりマシな待遇だ。
 
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↑息子もおいしそうに飲んでいる。水だが…。 
 
その後数件でお土産を買い漁り、昼食に酒田ラーメンを食べる事になる。一番有名な「満月」は以前行ったので外し、伯父お勧めの「さらしな」という店に行った。店名から蕎麦屋の片手間でやっているラーメン屋かと察していたが、かなり本気の純粋なラーメン屋で、昼を少し回っていたが行列が出来ていた。
 
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↑当地にありがちな営業時間。 
 
注文したのは「いいとこどりラーメン」。三元豚のチャーシュー、煮卵、ワンタンが入り、なんとも言えないダシの美味しいラーメンだった。
 
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↑お、HPの写真よりチャーシューが1枚多い♪ 
 
さて、酒田の最後の夜。法事のお供え物のお酒を皆で開封し、久々の身内とのんびり話す幸せなひとときも幕を閉じようとしている。あまり考えると寂しいので、酒の勢いで寝てしまおう。