■8月14日(日)
「雷鳥」亡き後、そそる被写体は何かと考えてみた。結果はやはり思い入れの強い北陸方面の列車になってしまい、夜行列車や「北越」・475系といった国鉄型の車両が残る金沢以東に撮りに行きたくなった。
今年のGWにも訪れているが、四季の移ろいを記録したいのと、昨年の豪雨のリベンジの意味もあり、このお盆休みは再び富山に向かった。しかも、嫁さんから3日間の許可が下りたのでそれなりに結果を残せる筈…、いや、残さねばならない。
13日(土)の21:00に自宅を出発し、敦賀まで一般道、その先は北陸道をひた走り、2:15に流杉PA着。意外と涼しく、4:00まで仮眠した(勿論エンジンはかけず)。
いつも立山が見えるか不安だが、この日は白み始めた空に立山の稜線が見えたので、予定通り常願寺川左岸のポイントへ。同業者もおらず一人でまったりと「日本海」「能登」を撮る事が出来た。
その後しばらく付近で撮った後、「北越2号」まで2時間ほど空くので道の駅ウエーブパーク滑川へ。さすがに車内での仮眠は危険なので、建物の日陰のベンチを見つけて横になった。涼しい。
仮眠後、「北越2号」「北越3号」と撮り、少しずつ北上した。海と空が非常に綺麗な色だったので、以前某氏に教えていただいた某ポイントに行ってみた。なるほど感動の大パノラマで、しかも人の気配もない。ここでも一人でまったりと撮れた。少し蜂が恐かったが…。
麓に降り、急なゲリラ豪雨が降ったと思えば夕焼けがきれいだったり訳の分からない天気だったが、概ね欲しい画が撮れたので昨年に比べたら成果があった方だ。
翌朝は4:00発で、6時間ナイトパックがあるので22:00に入店。座敷の個室で30分程翌日の情報収集をし、座イスにもたれて考え事をしていたらいつの間にか記憶が飛んでしまった。前日は1時間半しか寝ていないので仕方がないが…。