・5月15日(日)
 
この日も休日で、しかも他の出張メンバーはダラダラ過ごしたりパチンコに行ったりとバラバラなので、私もひとりで出掛ける事にした。
 
前日に駅のポスターで「小さな旅ホリデーきっぷ」というのを見つけた。別料金を払えば東北新幹線以外の有料列車に乗車でき、JR東日本仙台支社管内のほとんどが1日乗り放題というもので、2,400円と大変お得な切符だ。
 
イメージ 1最初は583系が代走する磐越西線の「あいづライナー」を撮り、喜多方ラーメンでも食べようと考えたが、今の状況を冷静に考えてみた。
 
通常の放射線量が0.04~0.06μシーベルト、前日の福島市が1.28、郡山市が1.36、山形が0.048…。昨今の政府の隠蔽体質を考えると、福島の方には申し訳ないが安心できる山形方面を選択した。ちょうど良い時間帯の臨時快速「リゾートみのり」に乗車し、で仙台から陸羽東線経由で新庄までフル乗車をする事にした。
 
イメージ 2車両は五能線の「リゾートしらかみ」の色違いみたいな感じで、窓がこれでもかと言わんばかりに大きく、シートピッチも6尺越えの私がふんぞり返ってもまだ余るくらいの寸法、これで乗車券プラス510円とは安すぎる!なのに復活直後のためか乗車率は約2割と寂しい状況だった。
 
快晴の中、新緑や田植えの風景を眺めながら久々のローカル線を堪能し、「乗り鉄、ええなぁ~」と再認識してしまった。
 
新庄に到着。ここで気になっていたB級グルメを食す。その名は「とりもつラーメン」。個人的にはどてっぽいのを想像していたが、塩ラーメンにもつが入った感じので、あっさりイメージ 3してそれはそれでなかなかおいしかった。山形はこじんまりとおいしいラーメンの町が多い気がする。
 
さて、ここから山形新幹線「つばさ」で一気に赤湯まで移動する。以前クルマで移動中に気になっていたポイントで「つばさ」を撮るためだ。赤湯で下車し、片道3kmを歩いて辿り着いたポイントは、結局はパッとしないポイントだった。ケーブルや雑草が処理できず、その後他のポイントに寄ったりしながら少なくとも8kmは歩いたと思うが残念ながら成果は無かった…。
 
この日、かなり乗り鉄は楽しんだが、撮り鉄は空振りばかりで成果なし。ま、二兎を追うものは…という事か??