ふたり。 | スゥのひとりごと

スゥのひとりごと

オカメインコに癒される日々

おふろに入ってきた。
ぽかぽか。

わたし、集団生活に入ってから、幼稚園から、仲良しの友達が1人いれば良かった。

ふたりでいつも一緒にいるのが合っていた。

だけどね、仲良くしている子が、必ずと言っていいほど、引っ越しちゃうの。

幼稚園でも。
小学生の時も、ずっと仲良くしていた子が5年生の時に引っ越しちゃった。
ふたりで、ずっと泣いてた。

そのあと仲良くなれた子まで引っ越し。

6年生は孤独に近かった。
卒業したら、わたしが引っ越しすることは決まっていたし、中学も違うから友達はいらないって思ってた。

わたしのこと、5年生の時から好きだと言ってくれていた男の子と話してれば淋しくなかった。
席替えしても、いつも隣になる男の子。
いつも誰かに代わってもらってた、って最後の頃に聞いた。

卒業しても何回か電話してくれた。
遠距離恋愛がしたかったみたいだけど、中1ではなかなか難しかった。

わたしが中学生になったら、友達は引っ越さなくなった。
だけど、1、2年はあんまり仲良くなれる子いなかった。

3年になって、やっと、ひとりの友達ができた。
毎日いっしょ。
高校もいっしょ。

今も近くに住んでる。

大人数でいると、みんなが何を話しているのかわからなくなる。
話が飛ぶし、居心地が悪くて。

友達は、わたしに「もっとお友達つくりなさい」って言ってた。
「私がいないと何もできないじゃだめだよ」ってね。

優しいお説教。

んー、いまだに会う友達はひとりでいい。
会うときはふたりがいい。
大人数のランチ苦手。
しゃべれない。
聞き役でおわる。

飲み会も男の人ばかりが近くに集まる。
話すというか、わたしが声が小さいから「ビールください」ってお店の人に言っても聞こえなくて、代わりに頼んでくれる。

それで、ひたすらのんで、眠ってしまう。
楽な方向に逃げる。

女の人パワーには付いていけない、今も。
なぜ、そこで話が飛ぶの?って考えているうちに話題が変わってる。

親戚も女性が圧倒的に多いから、話が飛ぶ飛ぶ。
もう、笑ってごまかすしかない。