二日目は雨でした。
 
久高島は4回目のわたしですが、雨に降られたのは初めて。
 
だから雨の想像もしてなかったし、どうしても雨ってネガティブなイメージもつきものなので
 
がっかり…しなかったといえば、嘘になるけど
 
でも、起こることは必然であるという感覚。
 
それにお天気なんて、ほんとーにそこになんの意味もないんだし。
 
だからこそ
 
そこに意味を見つけていくのは
 
わたし自身だったりする。
 
 
 
 
それとね、今回もうひとつ、わたし的に予定外だったのが、久高島を案内していただくガイドさんのこと。
 
これまで2回お世話になってきた内間さんという女性ガイドさん、
めちゃくちゃスピリチュアルで、そして優しくて、感性も細やかで、すんごく大好きだったから
もちろん今回もお願いしていたのだけど
 
ご主人様のご不幸があったため、一時休業されることになってしまい
 
内間さんにご紹介いただいたのが、今回初めましての男性ガイドさんだったのです。
 
 
 
 
わたしの中で、男性より女性のほうがスピだし、そして細やかだしって想いがありつつ
 
でも、今回はどうしようない出来事が理由で男性に変更になったこと
 
この雨と同じで
 
意味はないし、意味はある。
 
 
わたしがその意味を見つけていくんだな。
 
 
という、少しの不安と楽しみを持っていました。
 
 
 
この立ち姿見て^^
 
ものすごいサヌキでしたね。柱みたいにまっすぐ立ってる。
 
 
お名前は福治さん。
 
やっぱり久高島のガイドをされているだけあって、本島の感覚でいうと、びっくりするくらいスピに精通している方でした。
 
それは久高島に住んでおられるからだと思います。
 
それくらい、ここは神様とか見えないパワーとかが、当たり前に根付いている場所。
 
 
↓ ここは内間さんにもいつも案内してもらっていた場所。
 
 
 
この奥にある木が女性の性器だとして信仰されている場所。
 
みんな、ここから生まれてくるのだと。
 
神聖な場所でした。
 
 
 
今回、何箇所も案内してもらったのですが、感覚値でいうと半分位、内間さんとは違う場所に連れていってもらいました。
 
そのことが新鮮でした。
 
 
合間合間に話してくださることも
 
少年が大人の男性になる儀式のことだとか
 
男性の話が多めで
 
それらはこれまで聞いたことのない話ばかりだったので、わたしはすごく嬉しかったです。
 
ちょうど最近、三男も自立していったとことで
 
うちは上から三人とも15歳で自立していきましたが
 
いつも思っていたのは、その15歳での自立がすんごく自然だったので
 
世間的にはとても早い自立だけど、そういう枠をとっぱらって彼らを感じていたら、すんごくこの年齢って自立していくのにいいなぁと感じていたのですけど
 
福治さんのお話の中にもあったのは男の子の元服のような儀式は13~15歳くらいだということで
 
その年齢で結婚もしていたそうなお話もあり
 
自分の感覚とぴったり合ったのがうれしかったですね。
 
 
 
↑この右下にある石のサークルが祈りの場所だったりするの。
 
こういうの、ガイドさんと廻らないとわからないこと。
 
 
 
そんな男の人に関するお話を多く伺ううちに、わたしの中ではなんとなくテーマはやっぱり「男性」に移ってきているのだなぁと思い始めていました。
 
 
先日、ふいに訪れた熊野の花の窟神社もそうだったけど
 
母性と男とか
あげまんの傍で男性のアワの癒しが始まっているのとか
 
わたしの周りではそういうのがテーマになってきていて
 
今回男性のガイドさんにお世話になり、男性のお話を多めに聞くことになったのは
よかったなぁと思いました。
 
 
 
 
 
 
福治さんは、本業は海ぶどうの養殖をされていて、養殖所に連れていってくださり、食べ放題させてくれました。
 
 
 
 
 
めっちゃ食べた(笑)
 
みんなでめっちゃ食べた。
 
塩加減が最高で、ぷちぷち感が新鮮で、白ご飯ほしかったー(笑)
 
 
 
 
いつも上から見ると真っ青な海は
 
雨天もあって色がいまいちだったけど、それでもこれ✩
 
 
 
 
 
↓ここも初めていったなぁ。
 
 
 
ハタスの意味は「果たす」
 
ちょうど自分のお役目を知りたいと思っていたひとみちゃんは、じっとここで手を合わせていました。
 
 
あと、道中で桑の実!!
 
 
 
これも4回目にして初めて知ったし、食べた!!
 
いや、桑の実は知っているし、朽木にいた頃家の前に桑の木があったから
季節になると猿と取り合いをして食べていた(笑)
 
甘酸っぱくて、大好きなの。
 
なにが嬉しかったって、ひさしぶりに食べるその味もそうなんだけど
 
ここ久高島は島自体に神様が宿る島、となっているから、石ころひとつ持ち帰ってはいけないのです。
 
浜できれいな石を見つけても、思い出に持って帰りたいなぁと思うけど、出来ない。
 
だけど、桑の実は食べてよかった(笑)
 
ああ、身体に久高島を入れられる~!
 
それがわたしにとっては歓喜でした。
 
だからいっぱい食べた。
 
「恵み」って言葉が染み渡るほどに。。。