夕刻、海辺での花火大会。

風が寒かった。




タオル泥棒巻きのソラ 笑





料理屋の社長さんが取ってくれた観覧席に移動して花火鑑賞しました。


夫や長男たちはテントの中で売りながら鑑賞。


だからわたしはゆっくりさせてもらってた。


熱燗飲んだり、焼酎のお湯割り飲んだり。






花火大会は普通のと少し違って、お祝い花火って言って

いくつかのテーマに沿って寄付金が集められ、そこから花火が上がる形式で

テーマごとにアナウンサが流れます。





例えば、いつもありがとう、みたいなテーマに

旦那様から奥様へだったり

祖父母から孫への想いだったり

幼稚園から園児に

会社から社員に

だったり

いろんな形の感謝やお祝いの気持ちが、寄付金をしてくれた名前とともに読み上げられて、そして上がるんです。





そしてテーマに合った音楽が流れる中

その音楽に合わせたかのように

花火はどんどん盛り上がります。




この音楽と花火のコラボレーションが素晴らしくて

めちゃくちゃ感動しました!!


こんな花火大会初めて!!






そんな中

お誕生日祝いのテーマのところに差し掛かるころ

テントで販売中のはずの長男が私たちのいる観覧席に来た。


わたしは実はこのことは事前に弟君から聞いていて知ってたのだけど

もう、ここでウルウル。





↑これ、プログラムなんやけど

長男。少しドジ 笑

これを次男の横で見だしたから、

なんでワシの名前あるねん!?ってバレてしまった 笑





でも、それも味わいで。

みんなでアナウンスを聞き逃すことなく

長男から次男への愛をとらえれた。


もう、この時点でボロ泣き。





そして花火。

流れた曲はミスチル、HANABI。



歌詞がヤバイっっ


☆ ☆

HANABI  歌詞

どれくらいの値打ちがあるだろう?
僕が今生きているこの世界に
すべてが無意味だって思える
ちょっと疲れてんのかなぁ

手に入れたものと引き換えにして
切り捨てたいくつもの輝き
いちいち憂いていれるほど
平和な世の中じゃないし

一体どんな理想を描いたらいい?
どんな希望を抱き進んだらいい?
答えようもないその問いかけは
日常に葬られてく

君がいたらなんていうかなぁ
「暗い」と茶化して笑うのかなぁ
その柔らかな笑顔に触れて
僕の憂鬱が吹き飛んだらいいのに

決して捕まえることの出来ない
花火のような光だとしたって
もう一回 もう一回
もう一回 もう一回
僕はこの手を伸ばしたい
誰も皆 悲しみを抱いてる
だけど素敵な明日を願っている
臆病風に吹かれて 波風がたった世界を
どれだけ愛することができるだろう?

考えすぎで言葉に詰まる
自分の不器用さが嫌い
でも妙に器用に立ち振舞う自分は
それ以上に嫌い

笑っていても
泣いて過ごしても平等に時は流れる
未来が僕らを呼んでる
その声は今 君にも聞こえていますか?

さよならが迎えに来ることを
最初からわかっていたとしたって
もう一回 もう一回
もう一回 もう一回
何度でも君に逢いたい
めぐり逢えたことでこんなに
世界が美しく見えるなんて
想像さえもしていない 単純だって笑うかい?
君に心からありがとうを言うよ

滞らないように 揺れて流れて
透き通ってく水のような
心であれたら

逢いたくなったときの分まで
寂しくなったときの分まで
もう一回 もう一回
もう一回 もう一回
君を強く焼き付けたい
誰も皆 問題を抱えている
だけど素敵な明日を願っている
臆病風に吹かれて 波風がたった世界を
どれだけ愛することができるだろう?
もう一回 もう一回
もう一回 もう一回




☆ ☆


もう、涙が止まらない。


止まらない。


吐きそうに泣いた。






二年前、次男が深い悩みの淵にいた時

長男が一番彼を支えてくれたんです。

この2人の絆は深い。

そんなサプライズ。

笑ってる2人。

2人とも10代で親元を離れて、自分の道を堂々と歩いてる。


大好き。

誇らしくて。

たまらなくて。






サプライズ花火を見て、まだ花火は続いていたけど、寒かったのでテントに戻りました。


テントでは完売を目指して

夫と弟君と長男と最後の追い込みをしてた。

大きな声で呼び込みをする姿

楽しんでいて

威勢が良くて

かっこよくて。

もちろん自分も楽しんでいるけど

わたし、わかってた。

わたしに完売を見せたいんだよ。

わたしにお金を渡したいんだよ。


それがすごくわかってた。

時々、目が合うの。

売りながら。こっち見るから。




わたしの出番なんでない。

だからまた飲んで

酔っ払ってずっと花火を見ていた。



今日はわたしの記念日でもあるんだ。

17年前にこんなステキな人間を

この身体を通した記念日。


ありがたい。

選んでくれてありがとう。



四男はわたしのスマホを使って

ここで紹介してる花火の写真を何枚も撮ってくれていた。

なかなか最初は綺麗に撮れなくて

でも、わたしを喜ばそうとして、何枚も何枚も。

いいのが撮れたら、見せにくるの。


ソラはわたしの横になってずっといて

わたしが花火に感動して声をあげたら

肩に手を回してぎゅっと抱き寄せてくる 笑

小さいくせに 笑笑




そんななか

テントにお店のスタッフの高校生の男の子が来て

その子は年も近いしとても長男と仲良くしてる子なんだけど

観覧席に売ってくるわ!って言うて

鯖寿司を売りに行った。

そしてしばらくして輝く笑顔で売り切って帰ってきたり。


最後の方は少し値下げして

とにかく男たちは売り切ることに夢中。


最後の最後は長男が手売りして売り切ってきた。


完売!!


めちゃんこの笑顔、笑顔、笑顔。



そして片付けまで、めいいっぱい。

みんな昨夜は2時間とか寝てないのに。



もう、サヌキ、最高!!

かっこよすぎる!!


わたしは女でよかったぁと思った。

心からの。

男の子ばかり産ませてもらって

最初は男がわからなくて苦しんだりしたけど

研究して

サヌキの素晴らしさを知ってからは

サヌキの愛を受け取れるようになって

受け取りだしたらもう

サヌキの愛って大きくてかっこよくてたまらないことを知り

女冥利に尽きる!!

本当に日々そう感じながらいる。



もう

わたしの中のアワ祭り状態。

イレグイ状態 笑?

表現が追いつかない!!



サヌキの愛に溺れ死にそうな1日でした。