最後にこの2年で学んだ、お金のことについて書きたいと思います。
いっときわたしはブレイクしました。
数年前の極貧からは考えられないくらいに生活水準をあげることができました。
ローンがあるとはいえ、持ち家もあります。
たくさんのお洋服を購入し
グリーン車に乗り
自分にお金をかけ、綺麗になりました。
自分の能力を活かし、稼げることに
夢中になっていきました。
貯金はできませんでした。
欲しいものはまだまだたくさんありました。
人から見たら、バカみたいにお金を使っていたかもしれません。
でも、どこかで
お金を自分たちの喜びのために使うことは
それをさらに拡大させていくことを信じていたし
そうなってきているようにも思えたし
だから、続けてきていたんですね。
春頃誘われたビジネスのお話は
その想いをさらに加速させるようなおいしい話でした。
もう自分の感覚に疑いをもちませんでした。
だけどね、そのビジネスのお話は破綻し
またカツカツの生活になったんです。
そして次第に自分とお金の付き合い方についても
見直しが始まりました。
生活水準をあげていたのも
だんだん心地よい線が見え始めてきていました。
そう、かなり満足できるほどまできていたんです。
例えば、先日目がかゆくなって
まつエクを辞めることにしたのも
その一連の流れのひとつでした。 「敏感な体はわたしの味方」
元々は舞台映えするように、始めたことです。
もう舞台に立たないわたしには必要のないものだから
お別れがきたことを感じていました。
お洋服ももう十分あります。
心地よい家も
お庭も
夢を描ける場所だってある。
そしてなにより
夫が隣にいる。
何年も何年も願った生活を手に入れていたんです。
だけど、「もっともっと」の亡霊にとりつかれていたんですよね。
その新聞配達の彼は
「足るを知る」
ことを大切にしている
そう言ってたんです。
この言葉にガビーーーんですよ。
まさに。
まさに、そう。
わたしには、もうある。
欲しかったものがぜんぶある。
ある。
ある。
あるのに
「もっともっと」があるから
苦しんでいるんだってことに
ようやく気づけました。
もっと、ここを心地よい場所に
もっと、みんなに喜んでもらえるように
もっと、もっと。
でも、これ、嘘。
ちがう。
本当は、
もっともっと愛されたかったの。
もっともっと愛されたかっただけなの。
すごいことして
喜ばせて
もっともっと愛されようとしていたの。
あるのに。
もう十分あるのに。
あるものをそのまま生かす方法を考えられず
付け加えたら、もっとが叶うと思っていたんですよね。
なのに、目の前に座る男性は
足るを知っていた。
わたしたちも足るを知れば
なにも不足はなかったんです。
それに気づきました。
わたしね、ミーハーが嫌いだと思ってました。
例えば、わたしのところに来ても
またすぐ次に目立つ人がでたら、そっちに行き
結局なにも掴んでいないような人を嫌悪していました。
嫉妬もあります。
自分の魅力のなさを知らしめされたようで悔しいもあります。
そして頭では
そういう行動が起こる意味もわかっている。
止められるものでもないし
いろんな人から学び、幸せになっていきたいのは共通だから。
ね、実際、自分もそうしてきました。
いろんな本を読み
いろんなブログを読み
いろんな人の考えから
よいとこ取りをしてきたのが
わたしであり、あげまん道だとわかってました。
そうなのです。
そうなのに
…
いつものわたしなら
そんな人たちがいてもいいやん♪って流せるのに
ミーハーな人たちを嫌悪する気持ちがあることに気づいていました。
そしてそれは心地のよいものではありませんでした。
でもね、それ自分でした。
それに気づけたのが
先日夫とお金を話をしていて
「うちは去年めっちゃいっぱいお金が入ってきたのに、すっからかんになったね」
という話題で、夫が
「お金もミーハーやったんやろな。だってミーハーな人たちからもらったお金やろ?」
そう言ったんですよ。
あ、確かに。。。
もちろん全員がミーハーだったのではないですよ。
そこは誤解なきようお願いします^^
でもブレイクするときって、そのミーハーな方たちにたくさん来てもらえるからこそ
ブレイクってあるんです。
それは事実です。
そしてわたしはそんな方たちからお金をいただきながら
そんな方たちをどこか嫌悪していたんです。
大バカものですね。
つまりはつまりはですよ
お金が身につかなかったのですよ。
だって潜在意識ではそのお金のことを「よいもの」としていないのですから。
だからお金さん自体も
まるでミーハーのようにすぐにどこかに消えてしまいました。
そしてね
実は一番のミーハーはわたしだったのです。
自分より進んでいるような人の真似をして
お金は使えば巡ること
自分にお金を賭けたら大きく循環すること
パートナーシップに手をつけたら豊かになること
もちろん、すべて間違いではありませんでした。
すべてそのとおりでした。
だけど、わたしは大事なことがわかっていなかったのです。
わたし自身が一番ミーハーだったのです。
良い、悪いではなく
事実として
わたしはミーハーだったことを
自分でわかってなかったのですよ。
自分は違うって思ってたんです。
自分はつるまないしって思ってたから。
でも、じっと見ていました。
上手につるんでしまえる人たちを
うらやましく見ていました。
そこに入れない自分をさみしく思っていました。
どんどんブレイクしていく人も見ていました。
ずっと見ていました。
そう
いろんな人を見てたの。
ミーハーやん、これ(笑)
嫌悪していた人たちに
映し出されている自分を嫌悪していたんですよ。
これ気づいたら笑えました。
当然だーと思ってね。
だからこれからは
もっと着実にお金さんと仲良しになりたいのです。
この2年間の学びと反省を活かして。
うふふ