今日、一人で
いま話題の映画「君の名は」を見てきました。
今の自分たち夫婦の状況と
この映画を見て感じたことを書いてみたいと思います。
ず~と流行ってて、いい!いい!と言われていたけど、なぜかピンとこず
でも今日は朝から映画見たほうがよいとメッセージばんばんあったので
今日行ってきましたが、タイミングは本当にあるんだな~。
あれは、サヌキとアワの統合のお話でした。
劇中では高校生の男の子と女の子が出てきて、くるくる入れ替わるのですが
あれは自分一人の中でも起こることであり
パートナーとの間でも起こることです。
女の子の中に男の子が入ったとき
とてもキリっとしたボーイッシュな女の子になってしまいますよね。
そして逆に、男の子の中に女の子が入ったとき
とても女子力の高い、感受性豊かな男の子になってしまいます。
それって、自分の中のサヌキが立ってるとき、と
アワがちなとき、って表現できると思うんです。
そして、例えば今のうちの夫婦のように
夫がアワ癒しの時期が来たら
わたしのサヌキ立ちまくりなんですよね。
これって、意識せずとも、自然にそうなるんです。
そしてね、そして
最初はこの劇中のふたりは
相手のことを忌み嫌っています。
相手に乗っ取られているときに、起こす出来事が
しゃくに触ったり
勝手なことをしてー!と理解できません。
だけど、何度も入れ替わるうちに
その人の生い立ち、環境に触れるうちに
相手のことがもう他人とは思えなくなるんです。
それって、それって、夫婦も同じ。
夫の不遇だった時代の話を何度も聞いているうちに
ときに、自分がその当時の彼になってしまったかのように感情が溢れて、涙が出ることがあります。
もう、彼の痛みは自分のもののように感じるんです。
でも、そうかと思えば
むしょーに夫のことがムカついたりもするんです。
そしてそのムカつきはもちろん過去の自分へのムカつきだというのもわかってるんですけど
状況的に言ってはいけないだろう…ってことを口にさせます。
そのときのわたしはサヌキキレッキレ。
ここ数日、そんな大波のような自分を俯瞰しながら
本当の自分ってなんだろう?と思っていたんですよね。
どれが本当の自分?
そんなの、ないって思ったんです。
どれも、わたし。
女々しいのも。
凛々しいのも。
強いのも。
弱いのも。
気分屋なのも。
一直線なのも。
泣き虫も。
たくましいのも。
ふわんとしてるのも。
チャキチャキしてるのも。
ぜーーーーーんぶ、わたし。
それはね、どんな自分をもハグすることが出来るようになったから
そう思えるようになったのです。
どんな自分でもOK.
それってつまりは
自分の中のサヌキもアワも抱けたってこと。
それがサヌキとアワの統合。
そうするとね、パートナーに特に写しだされるんだけど
自分の中にある「やだな~」と思っている部分を
忌み嫌うってことから、解放されるんですね。
男でも弱くってもいい。
女でも強くってもいい。
どっちでもいい。
なんでもあり。
すべて許せる。
だって、すべて自分だから。
あげまん道の初期って、アワ(女性性)の傷ついてきた部分を癒すことが主だったんです。
それは時代性もあって、サヌキがちな世の中だったから
アワがものすごく傷ついていたので、そこがまず第一歩でした。
自分を大切にすること、と
自分の想いを表現する
という二つのメソッドを実践しながら
「降伏」を繰り返す。
降伏とは
嫌だと思っていた自分を受け入れていくこと
どんな自分も抱きしめていくこと
です。
それがほぼほぼ完了してくると
男女の役割的には、少し遅れて、男性のアワの癒しが始まります。
なぜかというと、サヌキとアワの樹の理論で
時間差で起こるというのと
タイミング的に女性側のアワが癒され、サヌキがしっかり立てるようになるからです。
劇中の男の子と女の子も
何度も入れ替わりながら、相手を助けます。
ときには男の子が。
ときには女の子が。
目まぐるしく入れ替わり出したら、どっちがどっちなのか、わからないくらいに。
それって、もう
統合しちゃったら、どっちがどっちでもいいってこと。
パートナーシップで言えば
男が立ってたって、女が立ってたって
どっちでもいい。
元気なほうが、立てばいい。
あげまん道もそろそろ変化の時期だな~と感じてます。
本当の女ってものすごく強い。
そしてその女にまとわられている男はもっと強い。
助け、助けられ
そのうち、どっちがどっちの感情なのか、わからなくなるくらいひとつになれる。
切り離して考える時期は過ぎました。
ふたりでひとつ。
そこが最小で
ふたりでひとつが腑に落ちたら
きっと本当の意味のワンネスが腑に落ちてくるんだと感じます。
ワンネスはもう
たまに垣間見ていく、遠い憧れのようなものではなく
自分の中に見れるようになる。
それは何度も言うけれども
まず自分。
そして次にパートナー。
そこだけに集中しておけば
到達すると思います。