これ、たぶん一日くらい経ったら消すかな?

わかんない^^

とても大切なこと。

胸にしまっておきたいくらいに大切なんだけど

でも、うちの夫婦のことをずっと見てきてくれている読者の方にも読んでほしい気持ちもある。

とりあえず、アウトプットしたいので書きますね。


✩ ✩ ✩


昨夜のことです。

夫より先に寝ようとしてたら、急に性欲が湧いてきて…。

ものすっごいどんどん突き上げられて、大きな声を出したい!って感じたんです。


ふわりと流してしまえるほどに、些細な感覚だったのですが

最近はそんな感覚もできるだけ伝えるようにしていて

テレビを見ている夫のところに行って、「したいねん。」って言うたら

「そうか~。ほな、明日(ラブホ)行こか。」って言ってくれた。


ちゃ 「ううん、明日ちゃうねん、今がいいねん。」

夫 「今か~。わかった。ほな、これ(プロ野球ニュース)終わるまで待ってな。」

そう言ってくれました。


以前にも書いたことがありますが、今年の初め頃から、夫の性欲が急速になくなって

タイミングはわたしが欲するとき。

でも、欲してやってもらうのが、形的にわたしがキュンキュンしないから、回数はとても減っていて、月に一度あればいいほうでした。

でもハグの濃度があがり、そんな生活にも慣れてきていました。

「幸せ幸せ また新たなまぐあいの形」


なので、昨夜はほんと久しぶりにわたしの体に疼きを感じたんですね。



ニュースが終わって、ホテルに行きました。


ホテルに入って、ベッドで最初話し始めたときに

夫がしきりに

「なんでやろ~?なんでやろ~?」って言うんです。

夫は自分の性欲が落ちてしまっていることを、どうにか言葉にしたいようでした。


なので、聞いていくと、いろんな表現で伝え始めてくれました。

最初は、もしかして?ってショックも受けたりしたのだけど、言葉を重ねてくれるうちに、なんとな~く理解できるような気分もしてきたんですね。


「なんかなぁ、もう夫婦って感じじゃないねん。」

「自分の嫁さんって感じがしないねん。」

「独占欲がなくなったんかな?」

「そんな対象として見られへんようになってきてん。」



このあたりまで、まさか?と想いショックでした。

もっと聞いていくと

「女として見られへんようになったとか、そういうんじゃないで。」

「大切なんやで、すごく。」

「なんやろ~。うまく言えへんわ。」

「あ、なんか、『釈迦』みたいな感じやねん。」

「お前のこと、ずーっと見てきてて、俺が一番わかってるつもりなんやけど、すごいと思ってるねんで。

ほんまに、もっとお前は世にでるべきやと思ってる。

でも前は独占欲があったし、『なんで外ばっかり行くねん。俺じゃあかんのか?』って思ってたけど

今はもっと外に行くべきやって思ってる。」

「だから、もっと安心して外に出れるように、自分が家にいてあげたらって思ってたんやで。」

「もう自分だけのものって思われへんねん。

 こう夫婦っていうより、何段階も上の人やと思ってるんかなぁ。

 だから性欲の対象じゃない感じやねん。

 あ、孫悟空と三蔵法師みたいな。

 ワシが孫悟空で、お前が三蔵法師で。」






なんかね…


そんな風に思ってくれていたとは…



いっぱい言葉を探して伝えてくれました。


でも、そのすべてを理解できたわけじゃないと思います。


だって、パートナーをそんな風に思ってる気持ちは

女的ではないのだと思います。



だけど、性欲が薄まった背景が

そう、また夫婦関係が変わってきた背景がね

そんなに悪いことではないような感触だけはわかりました。


でも、他でこんな話を聞いたことがなさすぎて

なんていうか、夫婦として健全なのか?

まだ40代の夫婦なのに、話している内容が晩年みたいで^^



なんか、しんみりしてしまって

全然そんな雰囲気でもなくなってしまって(笑)


わたしが、「わかった。もういいで。」

って言ったら

夫、めっちゃ焦って

「そんなん、言うなや~。。。出来るねんで?」

とか言って、可愛かった^^



しばらくは、そうやってお互いの本音を話しながら

そのうち夫が始めてくれました。


セ ックスが始まったら始まったで、すっごいよかったです。

体は

わたしの凹みはとっても喜んでいました。


だから、これでいいんだなって。

どうしても疼くときには、普通に遠慮せずに頼もうと。






そして帰り道にも、たくさん話しました。


わたしが浮気していた当時の話にもなり

「あのとき、お前のこと大っ嫌いになった。」

とか

どんな気持ちで仕事ばかりしていたのか、とか。

そしてわたしはどうして寂しかったのか、とか話しました。


あと

子どもたちのことも

「子どもたちのこと、もう見てるだけで可愛いなぁ。」とか。



「ワシな、お前にお金使ってもらえたら嬉しい。」

「例えば家に20万円しかなくっても、お前が5万円とか使ってくれたら嬉しい。」

「自分は使えんでもええねん。」

「あとは家族で旅行行けたりしたら、そんでええわ。」


そしてこんな話をしながら

「ワシ、どうしたんかなぁ?年とったんかな?もう死ぬんかな?」

とか言って笑ってたけど

本当にそれだけは困ると言いました。


わたしが

「子どもらが結婚したりしたら、みんなで行きたいな。」って言ったら


「そしたら、ワシ、バスの免許取るで。」

「300万とか400万とか稼げるようになりたいわ。」

と言ってくれたので、まだ死なないと思います(笑)



そんな話をしながらの帰りの車の最後に、GRAYの「BE WITH YOU」が流れたんです。

これまでじっくり聞いたことのない歌詞が入ってきて

号泣でした。


✩ ✩ ✩

思い通りにいかない日々は

優しさを忘れた自分がいる

今はまだそう夢の途中と

言い聞かせては眠りについた


um

疑い出せば

um

キリがないから

僕たちはいつの頃からか

本当の気持ちを言えず黙ることを覚えた


どこまで行けばいい

迷いの森をただ

走り続けてなお

ゆずれぬものがある


癒されることない時代を憎む人の上で

何も言わずに ああ

沈みゆく太陽を超えて

これから先もあなたを守りたいと思うよ


あなたに会えたこと

幸せの後先

これから二人きり 心寄せ合って

さえぎるもののない あなたに続く道の上で

今愛を束ねて

そしてあなたの愛になりたいと思うよ


✩ ✩ ✩



あ、これ、夫からわたしへのラブソングだ。


傷つけあった時代を超えて

疑いあうしかなかった時代を超えて


今やっと

「さえぎるもののない愛」

の時代を迎えたんだね。



今書いていても、まだ涙がでる。



まだ、よくわからないけど

セ ックスで繋がるしかなかった時代を終え

これから

心と心で

魂と魂で繋がっていくのかな?


それだといいな。



未知の領域だから

不安もなくはないけど

感覚的にはとても素敵な予感がするので

こんな感じで進んでいってみようと思ってます。



長い文章を読んでくださりありがとうございます。