午後から長男と行ってきたのは、ここ✩





わたしの子育て論DVDを見ていただいている方

ご存知のように、わたしは長男をいっぱい傷つけながら、子育てしてきました。

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今、夏休みを取って、帰ってきている長男と

いっぱい話す機会がある中で

彼が小学校低学年の頃から患っている、鼻炎の話になりました。


耳鼻科に通ったこともあるけど、お薬がきつすぎて合わず

その後はホメオパシーで様子を見ていたけど

良くなったり、悪くなったりで

そのうち、わたしも長男もその鼻炎になれていってしまい

今まで放置してきたんですね。


でも、調理師になりたい長男にとって、鼻が悪いことはいいわけがないのです。


そんなとき、ふとここの治療を思い出す話題が出て

長男に行ってみる?って聞くと

「うん」と言ってくれたので

すぐに予約して行ってきました。



なんとなく



長男の鼻炎の原因はわかってました。



それは、もちろんわたしです。


2歳ですぐにお兄ちゃんになり

その後、一気に3人の弟を抱える立場。

そのうえ、未熟すぎるわたしは

言葉で、時には手を出して

彼をいっぱい傷つけてきました。


泣くこともできなかっただろうし

怒りとして出すこともできなかっただろうし

ただただ、愛されていることを確認したいがために

お兄ちゃん業を頑張ってきた長男です。


溜め込んだ感情が鼻に出ているのだと思っていました。






その感情を今日のセッションの中で

たくさん出せたようなのです。



わたしはセッションの間は席をはずしていました。

長男がわたしを気遣うことなく、しっかり自分に潜れるように。


そして帰りの車の中で

セッションの話を聞きました。



長男が幼いころに溜め込んだ感情を表す言葉が出てきたそうです。


「なんで自分ばっかり…」

「自分が悪いから…」

それとともに

「どうしたらいいねん!?」

みたいな憤りの言葉も。


それを聞きながら、胸は痛むばかりです。


親が怖かったそうです。

目が合うと、体が硬直するくらいに、怖かったそうです。



そんな話を淡々としてくれました。


感情が吹き出しているとき

脇からめっちゃ冷たくて、色のついた汗がつーっと流れていったと言ってました。


涙は出なかったらしいのですが

それは自分的にはよかったんだって。


汗で流れ出たのかもしれないです。


体って

どんなことをしてでも、出してくれるんですね。





ですが、わたし

もっと泣くかなぁと思ったら

そうでもなく

わたしももう、本当に癒されてきてるんだなって思いました。



わたし思うんですけど

わたしがもし泣くとしたなら

それは長男のための涙のように見えるだろうけども

実は実は

自分がかわいそうで泣く涙だと。



もう、そこは越えていました。


ただただ

自分のしてきたこと



受け止める器がわたしにはありました。



もちろん、ポロっとは涙もでましたが

それは愛があふれての、涙でした。


わたしの心は

ほっとしていました。


「ああ、よかった~。ああ、よかった~。」

と、しきりに言ってましたね^^





長男が

「もう、たぶん許せないって気持ちはない」

と言ってくれました。


そのあとですぐ

「あ、やっぱり0.1%くらいは残ってるわ。

 今からハーゲンダッツ買ってくれたら、それゼロになるねんけどなぁ。」

と(笑)



可愛すぎます


運転しながら、頭をくしゃくしゃにしてやりました。



「もう、お父もお母も、あんたのこと可愛いと思ってるのは伝わってる?」

と聞くと

「うん、それはわかる。」

と言ってくれました。



あとはセッションの中で

たしかに

長男が自分のことを責めだしたのは、わたしがきっかけではあるけれど

わたしに責められた以上に

それは何倍も、何十倍も、何百倍も

自分が自分を責めてきたんだよ

ということも、言われたらしいのです。



それって

セラピー上では当然の理解すべきことなんですけど

17歳になりたての長男がそれを理解できたのかな?と思って聞いてみると

過去に感情が戻っていたすぐには

受け入れられなかったらしいのですが

だんだん、今に戻ってくるにつれ

それがすごく理解できたというのです。



それって

それって

いっけん、むごいけど

素晴らしいことだと思うのです。


それをまっすぐに伝えてくれたゴロー先生に感謝です。



これから一ヶ月くらいかけて

レメディを飲みながら

一緒に過ごしながら

長男が癒されていくのです。



こんな素敵な夏になるなんて

思わなかった。



すべてはタイミング。


はかられているなぁと思うのです。



ありがとうございます。