最近、夫との会話がさらに深みを増し
それは夫が本音を言うようになってきたからなのですが
とっても楽しいです。


今日も最初は前者後者の話をしていました。

※前者後者は心屋仁之助さんが研究されたひとつの考え方です。
 わたしはとても救われました。
 ただし、わたし的解釈なので、前者後者からずれているかもしれません^^



わたしは本当に一点集中型の後者で、夫は多角的にものが見れる前者で

夫に「前者後者」って言ってもわからないから

例を出しながら「集中型」と「マルチ型」って話すんですが


例えば車に乗っていても、わたしは景色を見ていない。

いつも意識は自分の宇宙にしかなくって

でも夫は目の前に広がるいろんな物に気づいていて、分析していたりするそうで。



お昼はうどん屋さんに行ったのですが

わたしは「美味しいね~美味しいね~」って食べてる。

で、夫と話していて気づいたんだけど、別にうどんがそこまで格別に美味しいから、「美味しい」を連発しているわけじゃなくて

夫と一緒にご飯を食べていること、それが幸せすぎて、うどんが美味しく感じているのでした。

でも、夫は調理師だというのもありますが

「コシないな~」って分析してたり

調理場にいるおばさんたちの働き方を見ながら、どの人がリーダーかな?とか考えているそうで、驚愕!


これ、前者後者というより、サヌキとアワなのかもしれない。



わたしは「感じること」ばかりしていて、夫は「分析」してる。


きっと同じ世界に住んでいても、見ている景色が全然違うんだろうな~。



こんなわたしたちがどうして一緒にいるのか?ってところを話し合っていて

うちら夫婦はダウンタウンが好きなので例にしていたのですが

松っちゃんは前者だと思うのです。

浜ちゃんは年を取るごとに天然性を発揮していて後者っぽいねって。


松っちゃんは浜ちゃんの天然をすごく好きそうだし

マルチタイプは頭が忙しいから、天然な人に癒されるんだろうねって話してました。

そして天然は、それだけではうまく生きられないから、マルチな人に助けてもらいながら、才能を発揮できるんだねって。






そこから、松っちゃんの笑いって「怒り」がエネルギー源だよねってことから

わたし最近思っていたことがあって

「怒りの強い人って、すっごく自尊心が高いんよなぁ」って話していたんです。


ちなみにうちの夫もとても「怒り」の強い人で。

許せないことが、とても多い人。

でも、とても自分という存在に自信を持っていて、それゆえ「嫉妬」ってないんだって。

そしてほとんど凹まない人。

敵は多い。でもその分熱烈なファンもつく。


わたしは逆に「自尊心」がとても低いタイプで

だからこそ、「なんでもええやん。」「まぁ、しょうがないやん。」と

あまり怒りにつながらないタイプで。

だけど自尊心の低さから、「嫉妬」にまみれたり、凹むことが多い。

敵はあまり作らない。でも熱狂されもしない。



どっちが素晴らしくて、どっちが劣るというわけでなく

本当にタイプであって、その極なわたしたちが影響しあって、丸く統合されていくのがおもしろみ。



わたしは怒りが強い人が嫌いじゃない意味が、夫という存在を通して確認できたみたいで

怒りの強い人ってそれだけ

人の何倍もやってる。

その自分への意識の高さが、許せないことを増やすだけなんだな~って。


そしてもっと言うと

人の何倍もやってるからって、やっていない人より素晴らしいわけではなく

それこそ人それぞれの「好み」なんだなって。

きっとそれを人に強要したりするから、争いが絶えないだけで

個性とわかりあって、共存することは可能だ。




わたしの描きたいまぁるい世界は

自尊心の高い人も、低い人も、だれもが素晴らしい世界。


そしてわたしはもしかしたら

そこの橋渡しをできる人間なんじゃないかって再確認しました。



「さげまん」の極みから、「あげまん」になる道のりを知ってる。

そして「あげまん」になってもなお、人を優先したくなる性質(下女気質)を持ち合わせている。

持ち合わせながらも、コントロールしているだけ。

消えてはなくならないの。

それも大切な自分の一部だから、抱きまいらすのよ。




天然のあげまんではなく、成り上がりだからこそ

それを伝えられる才能なんだと気づいて

もう

最近の夫との会話はまさに「共同創造」

生み出す♪生み出す♪



夫はますます夢を語るし

それは素敵すぎて


わたしは夫の夢の横で、ニコニコ笑ってればいいだけ。


もう、頑張らない。


もう、笑えることしかしない。