はい^^
夫との出会い編です。
会社員を辞め、パンの道に進むと決めました。
結婚はなぜかあきらめていました(笑)
髪もずっとロングだったのに、ショートにしたのもこのときでした。
25歳になりたてのわたしは、昼間はパン、夜は北新地の割烹店で働きだしました。
働き出した割烹店は40代後半のおやっさんがいて
修業中の男の子がその当時7人くらいいたんです。
男の子たちの年齢は27歳~20歳。
お年頃の男子たちの中に、紅一点として迎えられました。
わたしは一人、気になる男の子ができました。
顔が好きだったんです^^
※夫ではない男の子でした^^
だけど、そのお店ではなんと!
いまどき!
男女交際禁止されていたんですよね~(笑)
※でも、おやっさんに手を出されかけるんですけどーわたしw
たぶん、男の子たちが自分の女に手を出さないための、掟だったっぽいwww
なので、そういうつもりもあまり持たずに、楽しくお仕事させてもらっていました。
夫は当時、20歳。
そこのメンバーの中では最年少でした。
仕事中にたくさん話す機会があるわけでもなく
だけどね、次第に夫がわたしに気があるんじゃないかな~?と思い始めたんです^^
※夫は否定します!(笑)
なぜそう思ったかというとね、9時半くらいになったら、その日の賄い(まかない・スタッフのご飯)を作りに日替わりで男の子たちが調理場に立つんですけど
その立ち位置が、わたしが待機している場所のすぐ傍なんです。
夫は当時、わたしの立ち位置からは一番離れたところに持ち場を持っていたので
その賄い当番のときだけ、わたしと話す機会があるんです。
ある日、夫がヒゲをちゃんと剃らずにいるのを見つけて
「小森くん、あかんや~ん。ヒゲ剃らな~。」ってわたしが言ったんですよね。
するとね、賄い当番のときに限って必ずヒゲを剃ってこなくなったんです(笑)
つっ込んでほしいんだなってわかりました。
※可愛いでしょ~
それが会話の始まりになり、ご飯を作ってくれながら、少し話せるんですよね。
週に一度くらいのペースで。
休みの日に、おやっさんの号令でお花見をしたり
みんなで出かけたりもありました。
そんなとき、寒そうにしてたら上着をほらって貸してくれたり、いつも男前でした^^
あるとき、彼が阪神タイガースのファンだということがわかるんです。
わたしも子どもの頃からファンだったんです。
なんとなく「今度一緒に行こっか~」って言い合ってたのです。
当時、携帯電話を持っているわけでもなく
約束しようにも、なかなかできなくて
当時、わたし彼氏いなかったし
小森くんのこと可愛いなと思ってたので(5歳年下なので)
休みの日に一緒に遊びに行けるくらいの仲になれたらいいなって思い始めていました。
恋愛対象ではなかったんですよね。
今思うと、わたしにしては初めてのパターン。
自分から追いかける恋を成就させてきたパターンではなく
先に思われて、始まるパターンだったわけです。
そして、やっとおやっさんの目を盗んで、約束をすることができたのが
5月3日でした。
その日はふたりっきりでのデートかと思ったら
行ってみたら、二人の弟、弟の彼女、妹…
大所帯でした(笑)
けど、弟たちの前で彼女扱いでした^^
久しぶりの甲子園はとても楽しかったです。
彼が弟や妹思いなのもすごーくそんときに見れましたし。
帰りがけに、「また行きたい?」って聞かれたので
「うん」って言ったら
彼はその足で2週間後のチケットを買いに走りました。
それが2枚きり、だったんですね。。。
ああ、今度は二人で行くのだな~
ちょっとキュンとしたのを覚えてます
甲子園に行っては、次のチケットを買って…
そのうち、甲子園のない日曜日は、京都に。
そうこうしているうちに、毎週日曜日にデートする仲になっていったんですね。
彼には甲子園と京都の寺以外は連れていってもらったことはないのです。。。
今ならわかるけど
数秘7のある彼は
自分軸のとてもしっかりある人で
デートだからといって、人気のスポットを探したりするタイプではなく
自分がいい!と思う場所、自分がよく知ってる場所に連れていってくれてたんですよね。
そんなのも初めてでした。
それなりにオシャレな場所に連れていってもらうことには慣れていたけど
甲子園、京都の寺、甲子園、京都の寺…エンドレス(笑)
新鮮でした。
5月から付き合いだして、ほぼ毎週デートするようになって
9月だったかな~?
男女交際禁止のお店だったことは書いたと思いますが
なんとおやっさんに交際がバレるんですね~。
(つづく)