9月のスーパームーンの日に想いが溢れた次男。
引越し先の中学校に馴染めなくて、学校に行かないことを決めた日。
あれから、3週間とちょっと
今日、ようやちょっと
晴れた顔を見せてくれたんです。
それは突然来るんですよね。
お天気と同じで
こっちが「晴れろ晴れろ~」って言ってても、晴れないから。
待つことしかできなくて。
もっと言うなら
待つことすら、本人には重いのだから
わたしはわたしのことに集中しつづけていました。
まずは不眠になっちゃって
夜、ぜんぜん眠れないものだから、朝起きれないっていうのを繰り返してました。
昼夜逆転しないように(それは、わたしが淋しいからが理由)
朝、無理して起こしてはいたけど
本当に夜眠れていないから、どこかでガクンと落ちたように寝てしまって
また夜眠れない。
わたしも無理はさせたくないから、寝てしまったら「あ~あ」とあきらめて
またつぎの日に希望をよせて
そんな日々の繰り返しでした。
具合が悪そうなときは、ご飯も食べなかったり
便秘してるとつらそうに言ったり
そうこうしているうちに、風邪をひいたり、喘息がでたり、熱まで出た。
大デトックス祭りでした。
最後の風邪で寝込むで、かなりスッキリしたのかな?
今日のお昼ごはんのとき、ほんと急にしゃべりだしたんです。
いろいろ話したので順序とか、ごちゃごちゃだけど
次男の口から聞けて一番嬉しかったのは
「いつまでも寝てないで。 なにかやろうと思ったら、必ずやる」
ってことと
「ワシって小学校も中学校も勉強してないやろ?
言うたら、NO勉強やねん。
ワシの夢は、ワシがNO勉強でもなにかで成功して
ちょっとでも他の人が、NO勉強でもやれるんやなってことを、わかってほしい。」
「それは有名になるとかじゃなくって、誰か一人でもいいねん。」
「なんかやろうと思ったら、必ずやる。
それは、お母が言ってくれる文章を書く仕事とか
人の体を見る仕事とかかもしれへんし
今はまだわからんけど。」
※わたしが前に、次男は文章書く力があるから、わたしみたいに発信してみんか?と言ったことがあるのと
人のたぶんオーラとか内側が見えている子だから、治療家とか向いてるんちゃう?って言ったことを指してます。
「今の中学校には悪いけど、1ミリも戻りたいと思わへん。」
「あの中学校に行くことは、言い方悪いけど、時間の無駄やと思う。」
「ワシ、あの学校で一回も笑ってへんねん。
笑えんところに通う意味ないやろ?」
「せっかく変わった性格で生まれたんやから
変わった人生を送りたい。」
こないだお父に言われたんやけど
「もし、大人なってNO勉強で成功できなくて、ホームレスになったら、好きなときに死んだらええ
って。
ワシもそう思うわ。」
ここでわたしボロ泣きヽ(;▽;)ノ
これがサヌキの愛。
たまりません。
あと、引越しのときのことも、本当の気持ちを言ってくれました。
「引越ししたとき、泣いて逃げ回りたいくらい、つらかった。」
て。
これ、わたし、知らなかったんですよね。
だってね、次男はわたしには
「早く引越ししたい」って、何度も言ってたから。
だけど、これにも本人の想いがあって
「どうせ、引っ越さなあかんねんから、引き伸ばしてもつらくなるだけやから、早く行きたいって言ってた。」
ってことと
「お母、これ聞いて、つらくならん?」
って聞かれた。
本音がわたしを今から苦しめないか、気にしてくれてるんですよね。アワな次男。
だから、わたしも本音を伝えました。
「お母はな、そら、転校しなくちゃいけなかったこと、かわいそうやな、とは思うで。
でもな、やっぱりお母は引越しして、めちゃくちゃ幸せやし
あのタイミングで引越しすることって、決まってたって考えるねん。
そら、卒業までおらしてあげたかったけど、あのタイミングでやっぱり引越しするってことは
今はわからなくても、あとでよかったなって思えると思ってる。」
そう言うと
「お母、ポジティブやな~」ってニヤリと笑った。
だけど、次男も
「ワシもな、また戻りたいってなるかもしれんけど
今思うのは、あの学校でやりたかったことは、やりきった気がするねん。
ワシが伝えたいことは、もうみんなに伝わったから。
だから、やっぱり戻るのは違うと思う。」
そう言ったの。
あともいっぱい話したけど~
とにかく、次男が晴れてたのー
久しぶりに晴れてたのー昨夜ね、お金のことでちょっと悲しくなってたんだけど
わたしは悲しいままでいいって思える。
夫にその悲しさをぜんぶ話した。
わたしが悲しくなってたのと、次男が晴れたことと
繋がってるか、繋がってないか、わかんないし、それはどーでもよくってね
わたしが凹めば、サヌキが立つ。本当にそうで
昨日わたしに湧いてる悲しみを夫に話したら
ちょっと喧嘩っぽくなったんだけど
昔とは違って、ぐぢぐぢ言うわたしに夫は怒りっぱなしでなくって
すぐに対策を考え出してくれる。
そのうえ、次男も晴れたー
わたしはダラダラっとしてればいいって本当に思うの。
誤解のないようにだけど
なにもしなくていいという表現をここに当てはめそうになるけど
好きに生きてればいいってこと。
いっつもご機嫌でいれなくても
悲しくてもいいってこと。
ブログ書きたかったら書いて
お料理したくなったらして
お昼寝したくなったらして
お買い物したくなったらして
そんな自分のいちいちに〇をつけていくことが
わたしがやるべき、たったひとつのことのような気がして
想像しうるどんな悲しい未来が来ても
きっとこのサヌキたちがなんとかしてくれるってこと。やっとやっとそのことが、本心から思えそうだよ~✩これはね、たぶん、何層構造にもなっていてまたもっと深い部分にたどりつくんだろうけどこれまでは頭でわかってて、肚にも落ちてきていたけど、まだ薄くてだけど、どんどん深く深く落ちてくるんです。
わかったと思っても、また忘れて
わかったと思っても、また「わたしが」という我が強まって
行きつ、戻りつしながら
だけど、どんどんどんどん深く落ちてくるんですね~
わたしもまだ途上^^