昨夜、いい話ができたと思います。

急に、仕事が早く終わったという長男も帰ってくることになり

行き違いでインターでの夕飯を食べそこねた夫の分と

仕事のあと「まかない」を食べてなかった長男のと

わたしの「甘いの」と

買い出し行きがてら、駅まで長男を息子を迎えにいきがてら

車の中でじっくり、言いたかったことを話しました。



流れがすべてすべパーでした。


話した内容は、一言でいうと、「降伏すること」について。


スクールで生徒さんたちも、一番掴みにくい部分がここであり

これって体感していかないと、文字や言葉の説明では難解極まりないところなんですね。


「降伏しよう」と思って、する部分ではないのです。

あげまん道で言うところの

1.自分で自分のご機嫌を取ること
2.本音を言うこと

この二つを、やっていく中で、勝手に自然にたどり着いている境地みたいなものだから。



でね、うちの夫はなかなか「降伏」できない人でした。

プライドでガチガチで、常に鎧を着て生きているような人で
守って守って自分を保っているような人なんです。



だから、わたしみたいな「ユルユル」の
悪く言えば、すぐに「降伏」しちゃう人間が好きなんだと思います。


パートナーって鏡っていうけれど、すべてを鏡と解釈しなくていいんですよ。

人はテキスト通りではありません。


鏡である部分もあれば、正反対だからこそ、惹かれあうっていうのもまた、真実だと思うのです。


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例えばね、わたしは夫のこんなところが、大嫌いでした。


阪神タイガースの試合をたまに家族で見に行くときなんかにね
行きの車の中で、彼は必ず、こんな風に言うんです。


「今日、ぜったい負けるで
 あ~あ、ぜったい、負けるでー。


これ、意味わかります?(笑)


わたしは最初、意味がわからなかったです。



なんで、今から「楽しみに」行くのに、わざわざ「楽しくない」想像をするんだろう?


わたしはね、その真逆でした。

「今日、勝つやろな~♪ 〇〇選手のホームラン見たいなぁ。」

無邪気なもんです。


ほんで、わたしがどんどんテンションを上げていったら、すっごい機嫌が悪くなるわけです。


「もう、テンションあげるのやめて。イライラするわ。」って。



夫とどんどん深まっていったときに、わかってきたのは


この人は本当に大きな傷を負ってきた人なんだということ。


結婚10年以上経ってから、明かしてくれた子ども時代のこと。


そりゃ~、そうなっちゃうよねって思った。


彼は傷つく前に、予防線として、先に自分を傷つけるってことをしてしまうんだと。


だから、楽しみに行きながら、「負ける」ことを自分に言い聞かせ
本当に負けたって、「ほら、思った通りやん」

そういう方法で自分を守ってきたんですね。



なんて、悲しい。







ここ、癒しあえるからこそ、わたしと出会ってます。


わたしのバカがつくほど、楽天的なところ

バカがつくほど、ゆるゆるなところ

バカがつくほど、負けてよくない場面でも負けてきたとこと

        ↑実はこれで苦しかったんですけどね^^ 夫の影響で負けなくていいときもあるって知りました。







だから、やっぱり結婚するほどのパートナーって

深い部分を癒しあえるからこそ、出会ってるんですね。




でね、夫が昨日、自然と「降伏」しちゃう場面があったんです。

三男・四男の引越し前の土地での運動会。

そこで、わたしたち家族にとっては、最後のお別れの日でもあったんです。


夫も私もですけど、そこに住んでいた9年間の中で、いろんな人間関係がありました。

つらかったことは、お互いさまであるし

誰かが悪くて、誰かが悪くないということはなく

終わってみれば、磨き合うためにそういうことって起こっていて


降伏上手なわたしは、すぐに人間関係のよりを戻していってたんだけど

鎧ガチガチな夫は、虚勢を張ることで、自分の正当性を守っていたんです。



見ていて苦しくっても、彼に起こるプロセスを信頼したかったから(これ、わたしの高次のサヌキね)


「こうしたらいいんじゃない?ああしたらいいんじゃない?」は言いませんでした。

もちろん、ずっと以前は言ってました。


夫を子ども扱いして
自分だけが正当性が高い考え方としていると、
さげまん時代のわたしは思ってましたから。
※そのあたりは、本に書いてます^^







夫は最後まで「降伏」しないのかな?

そう思っていたけど、最後の最後に堪りきれなくなって、降伏したんです。



めちゃくちゃカッコよかったです。

と、同時に、初めて

めちゃくちゃカッコ悪い夫を見たんです。



カッコ悪いというのは、いわゆる一般的な枠組みでの話で

・オトコたるもの、こうあるべき。

そんな枠から外れる行為を、夫はしたんですね。



(夫が自分で思うだろう)カッコ悪かった自分が

真の意味でカッコよかったってこと。


わたし、今日ぜったい話さなきゃって思ったんです。


降伏したその日のうちに、
フレッシュなうちに、

あれがどれほど、すごいことだったのかって伝えたくなりました。



それと同時に

その「降伏」できる強さこそが

これから始まるわたしたちの「三重」での新生活に、ぜったい不可欠だって思っていたんです。



長くなったので、また改めて書きます。








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