おとといの夜から昨日にかけてのこと。
おとといね、6月の中旬に予定されている北海道旅行のことで、ルンルンとわたしが話しかけたときのことです。
夫が苦虫噛み潰したような顔で、話し始めたのが…
「北海道に行きたくない」ということでした。
えっ!?
そのことにショックで、悔しくて泣きそうになりながら、「意味がわからへん」それだけ言って、わたしはさっとその場を立ち上がり、寝にいきました。
夫が急に行きたくないと言い出した理由はいくつかあって
・5月の鳥取でもそうだったんだけど、行ってても仕事場から電話があって楽しめへんから。
・家を購入する時期にお金をあまり使いたくないこと
・なんか早い気がするねん
等。
腑に落ちるところもあるし、でも、いまさら?って感じでとても悲しくなりました。
だって、わたしも子どもも、前回の鳥取旅行以上に楽しみにしていたもの。
夫のそばを離れて布団の中で考えていたのは、まず最初は自分への悔しさでした。
夫はいまだに職場の奴隷である。そのためにわたしが下女マインドを手放して、ここまで成長してきたのに、まだ彼にはそんな現実があることや
あんな楽しかった鳥取旅行中に、まさかの彼が楽しめていなかったなんてってこと。
ここ数日感じていたのは、わたしにはまだまだ「要らないものを受け取る器」があって、そのことで自分の首を絞めてるなぁ…だったので、それに追い打ちをかけるような彼の本音でした。
夫のが本音だとわかったから。
きっと言い出す時期を見て、もう言わなきゃで言った言葉であること。
本当に行きたくないと思っている夫の前では、なんの説得もできないこと。
やっぱ、本音すげー!と客観視している自分もいたり。
でね、ここでわたしは決断すべきことがあるんですよね。
夫は行かない。
そうなると、わたしだけで子どもたちを旅行に連れて行くのは無理だから、わたしひとりで仕事のために北海道に行くんだな。。。
最初はそう思ってました。
だけど、時間が経つにつれ、わたしも北海道行きたくなかったんだ、、、ということに気づき始めました。
北海道のお仕事の主催者の方とは、ずっと話し合いが続いていました。
彼女の名誉のためにこれだけは書いておきたいですが、彼女は彼女なりに頑張ってくれていました。
ただ、感性が合わ無さ過ぎました。
そのことが途中でわたしにはわかっていたのに、断れなかったわたしがいました。
「いい人」してました。
はい、そうです。
それに気づきかけてもいたけど、なんとか他の主催者さんとのように最後は笑いたくて、自分の気持ちを誤魔化しつづけていました。
でも、彼女とのやりとりはどんどんズレていってました。
そして、二つ決まっていたお仕事のうち、一つをお断りしたところでした。
そこに来ての夫の本音。
これは、わたしと深く繋がり合っている彼だからこそできた、愛の爆薬でした。
で、昨日いちにち、新居の契約などで一緒に行動していましたが、午前中はずっとわたしは怒ってました。
それは自分に対しての怒りでした。
そんなときに限って、FBのほうにもまったく知らないカス野郎から、訳のわからないコメントが付きました。
こういうのもサインなんです。
こういうのが来るなんて、ほんとサインです!(笑)
自分をおろそかにしていると、外の世界からおろそかにされる
その怒りから離れないようにしてました。
夫に気をつかって笑うことなら、過去にはいくらでもしてきたけど、思いっきり不機嫌でいました。
そして自分は本当はどう思っているのか感じていました。
そうしたらね、最初はわたし、「いまだに仕事に夫を奪われている自分」ってものにイライラしてたんですけど、そうじゃないなって気づいたんです。
彼の心はもうかなりわたしや家族に向けられてて
だけど、物理的にまだ勤めを離れられない事情があって
そんな中で精一杯してくれているのは感じていた。
前の彼なら、6日間のお休みを取ることすら、100%ありえなかったから。
そんななか、もしかしたら夫は「自分の気持ちを大事にする」という選択で、北海道行きをしないことを選んだんじゃないかな?って気づいたんです。
これ、わたしにとって大きな気づきでした。
「夫を仕事に奪われている妻」という考えこそ、下女マインドがさせる思い込みで
そうじゃなく
「夫はちゃんと楽しみたいからこそ、自分の気持ちを大事にする」ために、断念を選んだんだと。
これは、わたしの進化の証なんでしょう。
拗ねたものの見方から、まっすぐなものの見方にl気づけるようになってる♪
わたしは下女マインドで自分をなおざりにし、夫や子どもたちに尽くしてきた時間が長いから
思考回路がどうしてもそのときの「恨み」、それは自分から自分への恨みなんだけど
そこが起点となって、物事を判断してしまうんですよね。
だからとくに、夫婦関係のことに関してはどうしても被害者目線で捉えがちなんだと気づきました。
「ああ、またわたしは大事にされていない」から
「わたしを大事にするために、彼は自分を大事にしている」へのこの気づきは、書くとシンプルだけど、わたしにとっては大きな変化なんだよ。
そうしたら、わたしも北海道に行きたくないって思っていることにちゃんと気づきました。
ひとつのお仕事はもう無理だと思って断ったけど、もうひとつのお仕事はなんとか形になりそうだから、それを断る理由などなかったの。
だけど、でも自分の本音は「もうその主催者さんとはお仕事できない」だった。
それをね、夫に話したら、彼、心底ほっとした表情をしたんです。
「ほんま、悪いなぁ。でもそれ聞いて、ワシめっちゃほっとしたわ。
昨日な、仕事が気になるから楽しめへんって言うてたけど、それもホンマなんや。
6日間も行ったら何回も電話入るやろうし、それやったら半分しか楽しまれへんし。
でもな、ワシずっとイヤな予感してたんや。
お前が他の土地のどこに行ってくるよ~って言うても気になったことないねんけど、北海道だけは最初からずっとイヤな予感がしてて、それが何かはわからんかったんやけど。
だから、お前がひとりで北海道に行くのも、なんかイヤやったんや。
そうか~。それが関係しているのかわからんけど、なんか安心したわ。」
って、話してくれたんです。
びっくりでした。
彼はそういう霊感みたいなものが強い人なのですが、そんな不安を抱えていたなんて。
なんかね、すごくね
繋がってるんだな~、と思いました。
お互いに本音を話せて思いっきりスッキリした上に、見えない繋がりを感じられて、ものすごく温まりました。
ちゃんと本音を大事にし、それをちゃんと話すこと。
それは一瞬は相手をがっかりさせたり、傷つけたりすることになるんだけど
人が本当に感じていることを出し合えば、つまりはすべてパーフェクトなんだなって思った。
これを機にもっともっと、まだまだ
わたしはわたしのご機嫌を取り損ねないぞーーーーーーーと、決意を新たにしました☆
【最後に】
北海道での二日間にお申し込みくださっていた参加者のみなさま
このような形で北海道での講演会・月小屋の集いはキャンセルさせていただきます。
申し訳ありません。
すべてわたしのワガママです。
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