長かった冬も、わたしの中ではやっと抜けていきました。
まだ家の周りには、少々の雪が残っていますけど、そういう季節感というより
心象風景の冬が抜けていきました。
おととい夫がお休みだったんです。
家族総出で一気に家の中から冬を追い出しました。
ここは知る人ぞ知る雪国だから、冬前には家の周りを板で囲っていくんです。(雪囲い)
だから、冬の間は家の中がほんっとに暗いの。
その上、隙間風だらけの古民家で、ほんっとに寒くて
ストーブつけているお部屋から一歩も出れなくなっちゃう。
冬眠中の動物みたく、生きていくのに最小限しか動かない自分をとことんまで許すという
「チャレンジ」ができる、格好の季節でもあるのです。
おととし、そして去年も、「なにもしていない自分」を許しまくるということを冬の間にチャレンジし
冬が明けたら人が変わったくらいに自分が好きになっていて
活動的に春を迎えることができていました。
だから、冬における成長度って、すごく大きかったんです。
今年はさらにさらに自分を許しまくりました。
おととしにも増して、去年にも増して
ほんっとーーーーーーーにやなことやらなかったの。
そうしたらね、やばいくらいに汚部屋で暮すことになっちゃった。
家事も夫に移行させつつ、かなりの辛抱が必要でしたが、わたしは動きたくなるまで動かないを徹底してました。
これまでの暮らしとわたしが合わなくなってきた。
7年間暮らしてきたこのお家と合わなくなってきたの。
だから、無理に合わさなかった。
7年住んできた家に感謝とか嘘っぽくて、それすらしないようにした。
徹底的に自己中にわたしは自分を守った。
でね、おととい、その汚部屋を家族で一気に片付けていったの。
軽トラいっぱいのゴミが出たよ。
夫や息子たちが雪囲いをとっぱらって、窓を水洗いして
放置していたもの、どんどん捨てていってくれた。
そうしたら、やっとわたしの中に風が通り始めて、動けるようになったって感じで
今日は朝から洗濯をしてるの!
晴れたお日様の下で洗濯物を干したいって、心から思ってるから!
この自分に春風が通るまで、動かないって感覚。
やりきった感☆☆☆
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