夏休み前かな?
中学校から持って帰ってきた封筒の中に、担任から「お子様へのメッセージをお手紙にしてください。道徳の授業で命の大切さを勉強するときに手渡します。」みたいな内容で便箋が入っていた。
つまり、あれ。
生まれてきてくれてありがとう的なメッセージをサプライズで届けるというやつ。
正直ね、これ見たとき、「めんどくせー」と思ったの。
で、しばらく「こんなもの出すか~」と思って放置していたんだけど
やっぱりうちの子だけなかったらかわいそうかなって思ってね。
で、それそのまま書いたんです。
「クラへ
この手紙を持って帰ってきたとき、正直「めんどくせー」と思ったよ。
だってな、こういうのはな普段から会話がなくってさ、口を開けば「勉強しろ、勉強しろ」って言われててさ、「うるさいんじゃ、くそババアー」とかってやってる親子のところに必要なんやで。
だって、うち、いつも話してるもんな。
生まれてきたときの話もしたもんな。
…」
そんな始まり方の手紙を書いて提出していたんです。
で、忘れていたんだけど、今日その授業があったらしく(笑)
帰ってきて、「お母~、もう、あれめっちゃびっくりしたわ。」って言われた。
で、一緒に読み直して、爆笑。
「女子とか泣いてる子もいてたんやで。ワシだけ、びっくりしてたわ。」って。
中3になる長男とは、いつもいつもわかり合えている気がしています。
お互い我が強いからね、口論にはなるんだけど
ちゃんと本当の気持ちを伝え合えているから、気持ちいいんです。
結構、最近ボロカス言ってきます(笑)
怒ってしゃべらないでおこうとしてるのもわかるし
だけど、そのうち話しかけてくることも知ってる。
中学校に入って、最初のテストのときに
「ワシは勉強はせんわ」と決めた長男。
理由を聞き、想いを聞き、分かち合ってきた。
2年生の最後に生徒会長に立候補して、その職務を全うしている。
先生にいつも「どうやって育てられたんですか?」と聞かれるくらいに
すごくいい生徒会長をしているんです。
やりたいことしかしていないから、ムダがないのです。
やりたいことに、いつも全力投球。
それは、会長職も、サッカーも、ゲームも、友達付き合いも。
(そんな会話をしながら作ってくれた 彼の得意の天津飯)
うちでは性もタブーではないので、今日はこんな事件もあったらしい。
「お母、ほんでな~、ワシもう一個、びっくりしたんや。
友達に教えなあかん番号があってな、朝慌ててそのへんにあった紙の裏に書いてん。
ほんで、学校で友達に渡そうと思ったら、これやねん!」
「焦ったわ~w」(長男)
「こら、あかんなー!」(ちゃみ)
そこに三男、四男がくる。
「これのどこがあかんの?」
「えっ、わからんの?」
「ん~と~、わからん…」
とかって、話してたよ。
あとね、テレビで警察24時みたいな番組を見てやって
万引きのシーンがあったの。
「お母ってま○引きしたことある?」の会話から、実はわたし、中1の一時期荒れていたときがあって毎日のようにま○引きしてたんです。
もちろん、すぐに捕まったんだけど、そういう話をしてたらね
「うっそ~。でもワシもしてたんやで」って長男。
小学校低学年のころ、ちょっとしてたみたい。
うち、お金なかったし、いつも買い物に行っても「ダメ!ダメ!」って言ってた時期だ。
全部話してくれた。
「今はもうしてないで。」って明るく。
私たち親子の中ではこれもわかり合えている。
理解はされないだろうけど。
悪いことを悪いと教えるだけが親子ではないと思ってる。
その背景がとっても大事だから。
わたしはきっとすごく変わった親なんだろう。
だってね、子どもたちに「嘘つくなら、バレんな~!」って怒るんです。
わたしが家にいない間に、こっそりおやつを食べるとか、ゲームをするとかね。
だって、帰ってわかるんやもん、やってたこと。
後始末が悪いんよね~。
詰めが甘いよ、男子くん。
それが無性にムカつくのね。
親に隠れていろんなことする気持ち、わたしにはわかる。
だからこそ、それはいけないとは思わない。
じゃ、せっかくするんだったら、完璧にやれ!と怒るの。
それが優しさだろう?思いやりだろう?
母をしょうもないことで怒らせるなって考え。
こんな母ですが、みんないい子です。
家の中は風通しがよく、自由な空気に満ち溢れています。
喧嘩がいけないのではなく
ルール破りがいけないのではなく
本当のことを言えないのが一番いけないと思ってるから。
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