先日、コメント欄で
不倫についてちゃみさんの思うことを~とリクエストいただいてて♪
「北の国から」の「秘密」を見ました。
蛍ちゃんの不倫・駆け落ちがあるシリーズですね。
「北の国から」を見て
そして自分の経験を踏まえて
感じたことを書いてみたいと思います。
不倫はいけないことなのでしょう。
世の中の常識では。
法律的にも。
だけど、なくならない。
みんな隠しているから
見えないだけで、そこかしこにある関係です。
どこからどこまでを不倫と言うのかもわからない。
会うだけなら、OKなのか
肉体関係があるとアウトなのか
はたまた肉体関係がなくても
そこに恋愛感情があるとアウトなのか
メールはいいのか
内容によるのか
きっと人によりけり。
「北の国から」を今改めて見て
私の解釈ですけど
不倫された側の奥さんは
いろいろな心の葛藤を超えて
今は一時的に夫を別の女性のお世話になっているという
感覚を持つことで、自分を保っているように感じました。
そして、同じく
蛍ちゃんのほうも
「いつかはあの人は家庭に帰ると思う」と考えながら
でも今は…というギリギリの選択で
自分を保っているように感じました。
もちろん、ドラマだから…
実際はそんな綺麗事ではすまない…
そう感じるかもしれませんが
わたしの知っている限りで
そのような関係、つまり奥さんと不倫相手の友情物語をふた組知っています。
同じ出来事でも、
泥仕合にもなれば友情が成立したりもする。
これって、何の違いなのでしょう。
ある人が言ってました。
「自分に自信がないから
相手のことを100%満たすことができないと思っている。
だから、相手に別の人がいても
ヤキモチを焼かないのだ。」
ということを。
すごく新鮮で印象に残りました。
結婚をしたら
趣味も
仕事の悩みも
人生観も
セクシャリティも
何もかもを1対1で補いあうのは無理なことでしょう。
だから
どこか別の場所で補いあっているのが自然だと思います。
趣味はサークルで
旅行は気の合う友達と
仕事は仕事のパートナーと
ランチはママ友と
人生を語るのはセミナーで会う人と、とか
そんな風に、いろいろな場所でいろいろな人と
満たしあっているのです。
そんな中で
その相手が特定の異性で
濃密に
そして、特にセクシャリティを補いあってしまうと
不倫というくくりになってしまうのではないのでしょうか?
同じ異性でも
テニスサークルの仲間とお茶していても、不倫にはならないのに
夜、お酒を飲むところで会っていたり
それこそ、体を満たしあったら
いけないのですよね。
お茶だけ飲んでいても
特定の異性と頻繁だと
きっと不倫なのですよね。
メールだけだとしても、頻繁だと
きっといけない人もいるのでしょう。
体を満たし合うと言っても
肩をもんであげるのは大丈夫だけど
性器が触れ合う行為はダメなんですよね。
こうやって考えていくと
本当にたぶん当事者によりけり。
その人次第、なところのある、あいまいな関係です。
セクシャリティにしても
夫婦間で満たし合えないときは、どうしたらいいのでしょう。
一方が我慢していればって
そんなの不自然じゃないかな?
自分に興味を持ってくれないパートナーがいたときに
自分に興味を持ってくれる人が現れたら
その人と何かを満たしあうことは
生きていくうえで自然なことなのではないのかな?
よくここで出てくるのが
「傷つける」という発想。
でも、傷つくのは
誰かが何かをしたからではなく
その人の中に元々ある劣等感がそうさせるのだから。
そこを持ち出して、いいことわるいこと
語れないのですよね。
不倫って
ただのそういう言葉であり
あいまいな括りのものであり
いいことでもわるいことでもなく
ただ、そういう関係だということ。
いけないと思っていても、
引力がぴったり合えば
いつ、どんな人にでも起こりえることだし
いけない、と思うほど
その引力は強まったりして
ただ単に一時期
どうしてもその相手と満たし合わなければならない何かがあるということ。
結婚という制度があっても
どうしようもないような力で
引き合わされる関係。
なんか、まとまったようでまとまらないけど
思うこと出尽くしたので
この辺でやめまーす。
いつもご訪問いただきありがとうございます☆
そんなあなたに
たくさんの幸せが降り注ぎますように☆