昨日は、「いのちのお話会」としての第二弾である
「誕生学サロン」をちゃみの森で開くことができました。
大人5名、子供ちゃん12人もお集まりいただきました。
お店のなかに設置した薪ストーブに初点火もさせてもらいました。
予想以上にすぐに店内があたたまり
人数の効果もあってか、汗ばむほど。
これは嬉しい誤算です。
冬でもこんなにあたたかだったら、お客様にもゆったりと過ごしていただけるなぁと
喜んでおります
写真などとともに、振り返ってみたいと思います。
スピーカーであるあゆみさん☆
前日まで、来てくださる皆にお話を聞きやすい形はどういうのか…ということを
綿密に打ち合わせ。
テレビの位置とか、立って話すか座って話すか
とてもとても一生懸命に考えてくださっていましたよ。
まずは『子宮』という言葉について、あらためて素敵な言葉だなぁと
あゆみさんの説明を聞いて思いました。
私たちは神様の宿る場所を「お宮さん」と言いますよね。
そして子供が宿る場所に、そのお宮さんの宮という字を使っているんですね。
そして、この赤いハートの紙が配られました。
これ,すごいんですよ!
あゆみさんがお持ちのプレートの書かれてあるのですが 『0.1mm』
これは受精卵の大きさなんですね。
この赤いハートの真ん中に、針先くらいの小さな穴が空いています。
言葉で『0.1mm』といわれても、イメージしにくいのですが
こうして目で見れると、わかりやすくていいですね。
それにこれ、あゆみさんのお子様から聞きましたが
全部あゆみさんが、ひとつひとつ切り抜いて作ってくださっていたのですよ~
とても感動してしまいました。
みんな窓に向けて、日に透かして穴の大きさを見ていましたよ!
そして外国の大型絵本を使っての、受精から出産までの
赤ちゃんやお母さんの体の変化を丁寧にお話してくれました。
外国の本だからか、
日本でたまに見るような、少しぼやかした可愛い絵でなくって
とってもリアル!
お母さんの体もどんどん変化していく様子がちゃんと描かれていて
嘘いつわりがなくって
とてもいい本だなぁと思いました。
途中で出産のDVDを見ました。
助産院での家族に見守られての素敵なお産でした。
卵膜がまだ割れていない状態で赤ちゃんが出てくる、とても優しいお産で
そして、赤ちゃんが頭から肩、そして全身が出てくるまでにくるっと回転している様子とか
本当にとてもよくわかる映像でした。
その後、これまたあゆみさん手作りの妊婦さんリュックの登場☆
重さ3キロで作られています。
本来は赤ちゃん以外に胎盤やら羊水やら、妊婦さんは5キロ程度の重さをお腹に持っているのですが
これは子供の体にはこのくらいが丁度よいのではないかという配慮で
3キロで作られているものでした。
「意外と軽い~」なんて言う子もいましたが
こうして重みとして実感できた体験は、貴重だったのではないでしょうか。
一歳児も妊婦(笑
あとは、等身大の赤ちゃんのお人形に興味深々。
小さいね~って。
最後のほうで、あゆみさんが子供たちに大切なことを教えてくれました。
体で水着なんかで隠れる部分は「プライベートゾーン」と言って大切にされる場所であって
その部分を触られたり、嫌な思いをしたときは
「やめて」と言っていいんだよ、というような話を子供たちにしてくれました。
このプライベートゾーンという言葉の響きが新鮮だったのか
みんな口々に使っていたりして
おふざけで使っていたとしても、それはいいって、ちゃんと大切なところだと意識して覚えてくれるだけで嬉しいって
あゆみさんが言っていらしたのが、私は印象的でした。
終わってからも
いろんな場所で感想のシェアを話しあったり
ランチを食べながら、3時くらいまでゆっくり過ごしました。
外は冷たい雨でしたが
お店の中はほんとあたたかく
いのちのことを大勢で感じたあとの空気感も
さらにあたたかさを増幅してくれているようで
とても素敵な一日をみなさんで過ごせたことに幸せを感じていました。
あゆみさん、ご参加くださったご家族のみなさま
本当にありがとうございました。
また来春以降もこのような「いのち」のお話会を
企画していきたいと思っています。
感謝をこめて