朝の日課はNHKの朝ドラを見ることです。
たまたま昔にやっていた朝ドラの再放送を見てハマってしまったのが
「芋たこなんきん」という田辺聖子さんの半生をモデルにしたドラマ。
藤山直美さんが演じてたのですが見入ってしまいました。
で田辺聖子さんに興味が湧いた次第で
図書館で本を借りて読んでみました。
女のおっさん 箴言集
箴言とは格言との意味。
田辺聖子さんの小説 エッセイから出版社の方々がピックアップした文言集。
本当に本当にお恥ずかしながら田辺聖子さんは雑誌クロワッサンでお気楽なおじさんと仲良くでてるイメージしかなかった。普通のオバハン。なんで人気あるかわからなかった。。
あーなんてアホアホ❣️
こんな素晴らしい文章を今まで知らなかったとは。。
ウマシカだった若い時代。
見た目だけで良し悪しつけてた時代。
あー最近までそうだった。。
田辺聖子さんの書いた文言に心たくさん
動かされました。
「身内は勘定と感情がこじれると持って行き場がないから爆発する」
「気心が知れるということは悲しい事なのだ
多くを要求してはいけないと知ることなのである」
そしてこの言葉
「親は生きてるうちはいつも敵じゃ。死んだあとは親になるでの」
まさしく。。。
でも思うんです。私は親に依存してたから親を嫌いになったのではと。
もっと自分が物事を考えて1人で生きていける力があったらまた違う付き合いもできたかなと。
まぁ今更ですが。。苦笑。
折しも今朝「偽」と言う漢字は「人の為」とラジオで聴いてどキリとさせられた。。。
でそんな人間関係に関しての箴言も田辺聖子様が書いていらっしゃいます。
今回図書館から借りてきましたが購入してセンテンスつけて改めて読み返したいと思います。
自分の気持ちの中で少し「田辺聖子」ブームがきているような気がします。