タイトルからして成人した子供にさえも見せられないなぁと思って隠し隠し読んでました。

イスラエルの社会科学者がレポートして書いた本。

この方はこの様な内容の研究レポートを何回か出していてその都度かなりのバッシングを受けたらしい。


でこの本を読んで感じたのは

日本より世界の方が宗教やら経済やら差別やらで

大変な思いの母親が多いということもわかりました。日本って閉鎖的で新しいことが嫌いと思っていたけれど世界の方がもっともっと保守的ではないかと思ってきました。

(私の場合海外旅行も行かないしYouTubeとかも日本の人のしか見てないのでその思いが強く感じたかも)

あと女性の立場というのは今も昔も日本以外でも変わりなく厳しいもんなんですねぇ。。

で自分の置かれてる立場がいかに恵まれてるかということも実感しました。

(本当は私もいろいろ大変だったことも書こうと思ったけれど皆さんそういう経験してきたし今更そんな陰ブログ書いてもしょうがないw)

で私だけではないんだという安堵感も読後に持ちました。

大変な思いをしたと思いますが

この本を書いた方に書いてくれてありがとうと拍手を送りたいという気分。です。


2冊目。


内館牧子 老害の人。

ある80代のおじいちゃんとその娘 おじいちゃんの会社を継いだ婿 娘 息子一家のお話。

まぁこれがクセのある爺さんで。何となく亡くなった私の父に似てるんですよねぇ。。

私の父も(母も)死ぬまで会社の社長 役員として会社をやりたい様にやって亡くなってしまった。。まぁこれはいろいろあって私の旦那が父の会社に入って私も入ったから問題が起きてしまい

両親の立場からすれば自分達が立ち上げた会社で

好き勝手やって何が悪いという考えでしたので。。苦笑。

それにもし私達が全くの別社会で過ごしたらもっと親子で穏やかに過ごせたかもしれなかった。ですけどねぇ。。まぁ2人ともある意味ピンコロで天国にいったので感謝してます。(としておこう笑)


「老害の人」は家族や周りの人が優秀な感じな人ばかりなのは私としてはなんだかなぁ

と思いましたがまぁ楽しめて読めました。

で爺さんの娘がいったひとことにが言った一言にドキ。

「いい人はつまらない」

そうなんだよなーそうなんだよなー

いい人はつまらない。


話は飛ぶかもしれないけど

Twitterでの悪い人は嫌だけどTVを見てもみんな癖がなくいい人。

子供の虐待は許せないけど 自分の子供が可愛くてしょうがなくてSNSに自慢気にだす方たち。

(見てませんけどなんとなく)

なんかちょっとユーモアがあってクセのある人が少なくなったなーと思う。

こんな極端で良いのかなぁ。。

まぁ自分は中立でいよう。


とまぁ本を読んで生き方をいろいろ感じました。

やはり本はいい。で文字を追うのは辛い。。苦笑。