どうしてもインタビューの時の印象が残っていて。
(でも今から思うとそれは彼なりのパフォーマンスだったのかなとも思っていて)
新聞の広告に載った時点で 予約。
ちなみに江東区の図書館は今所蔵が21冊ありますが 今日の段階で360件待ち。
360÷21=約17人待ち×1冊の貸出期限14日=238日待ち。。(まぁ単純計算なんですが。。)
なので早めに予約しないとだめなんですぅ。。
『共喰い』は短編小説なんですね。(73P)
この本にはもう1つ第3紀層の魚という短編も含まれてます。
共喰いの内容は ある場所で暮らす高校生遠馬とその父 円。
又彼の周りにいる離れて暮らしている産みの母 仁子。
今円と一緒に暮らしている 後妻の琴子。
遠馬のGF 千種。
この5人の日常を(非日常的な性格をもつ父なのだが。。←まぁコレがこの小説のミソといえばミソだが
それはあんまし書きたくないのでamazonか集英社サイトなんかで内容を見てください)
描いた物語です。
うーーーーーん。。。この小説は女性好みではないよね。
読んでてチトうんざりした感もあった。
ただ読まないと感想は書けないからなぁ。。
でも最後の「共喰い」のところ。好き嫌いは別として
この題名にするならもっと強烈な印象を残したほうが良い様な気がするし。。
あとこれ編集?のせいなのかな?
文章が隙間なく埋められて(間がなくて)チト疲れるね。
でもその「疲労感」を出すのもこの小説の味を出す為の手法かもしれないなぁ。。とか
思ったりして。。。
それよりも私は後の小説の方が好きだったぁ。
小4の息子 母 祖母 曾祖父との日常を描いた話。
皆優しくて一生懸命な話。
(まぁあまりにも単純で申し訳ないありませんが。。)
あ そうそう。。。どちらもこの作家の故郷が舞台なようですね。(下関)
でこの方「母」というのをとても大事に書いてるような気がしますね。
それはポリシーなのかもしれないなぁ。。
(男性の作家って「母」というのに対して結構思いがある文章を書いてるような気がするけれど気のせいかな?)
それもこの2篇をよんで感じたことなので
できれば「共喰い」だけじゃなくこの本を借りて読んで欲しいなっと思ったのでした~
(共喰いだけだと異常な世界しか印象に残らないような気がする)
ところで。。。
「芥川賞」と「直木賞」の違い。。。イマイチわかんねぇなぁ。。。笑。
今の時代はホントに便利で。。調べればすぐわかる。↓
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1442639249
純文学と大衆文学ね~。。。
でも私としては白石一文が大衆小説で 田中慎弥が純文学とも思えんけれどね。
なんかよくわからない。。。
それにしても文藝春秋から候補になったと言うはがきが来てそれに
返事しないと候補の受諾をしないなんて。。なんとまぁ今の世の中なのに
アナログで上から目線でしょうね。。。笑。
と言うことは田中慎弥も葉書に書いて投函したのね。
それを想像するとなんかおもしろいね。