サクッと紹介するにはチトもったいないかなって。
- ロング・グッバイのあとで ―ザ・タイガースでピーと呼ばれた男―/瞳 みのる
- ¥1,260
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この本。新聞で紹介されててすぐ読みたくなりました。
私の年代だとグループサウンズは小学校の時の人気グループってイメージが大。
ブルーコメッツなんか
もりとんかつ~いずみにんにく~って
歌ってましたよね~
グループサウンズっていろんなカラーのグループがあったけど
その中のタイガースはアイドルってイメージだった。
私 ノッポフェチだったので
タローが好きでした~
あ!ついていけない方 ごめんね。
(なんせアウトドアのアイドル 木村東吉君を知らない人もいるからな。。。)
その中の一人 瞳みのる。ピー。
私の中では「かわいい~」っていうイメージが強かった。
引退とかは興味が無かったので全くわからず。。。その後
ジュリーがソロで活躍して。。。
(今思うと歌もうまかったし ファッションも良かった~)
で1回 タイガースが再結成されたのね
「色つきの女でいてくれよ」だっけ?結構良い歌だったよね。
あのとき ピーがいなかったのが何となく気になったけれど
その後 慶応高校の先生をしてるというのを何かで知った。
へーーーすごい!!とか思っていたけれどそれっきりだった。。。
私の中での瞳みのるは華やかな世界を経て勉強して先生になって。。。
そんな花道の人生というイメージしかなかったけれど
この本を読んでとんでもない事がわかりました。
2歳の時にお母さんを無くし
小2の時にお父さんの会社が倒産
その後再婚して後から産まれた子供との差別
お金が無くて文房具が買えなかった事。
小学校高学年から新聞配達のアルバイト
高校が定時制でタイガースのメンバーはその時知り合った事。
タイガース時代の1年で1000万を貯めて学費にした事etc etc
あまりにも波瀾万丈でそしてまっすぐ目標に進み自分の気持ち素直に向きあってる
「瞳みのる」のかっこ良い生き様に会う事が出来ました。
ホントにいろんな事が書いてある。
タイガース時代の話はモチロン。
(あ!一応言っときますが 野球選手ではありません。w
でも本人も言われたことがあるらしい)
結婚 離婚 家族 勉強。
慶応の先生での事。
自分の精神的な病気の事
中国の事etc etc
何十年も沈黙を通してきた分 思いを吐き出すような気持ちで書いたんだろうな。。。
年代が違うけれど 感動した本です。
いくつかTVに出てる人の無知さを痛烈に批判してるページがあって・・・
それを書こうかなって思ったけれど まず読んでみて欲しいなと思い
ココでは書くのを控えます。
タイガースの事 ピーの事 何一つわからなかった私だけれど
この本に出会えて 瞳みのるの 人間らしさにも惚れちゃったけれど
それに関わってる人(ジュリーってホントに良い人。。。)にも
感動しちゃいました。
私はこの本に出会って良かったな・って思います。
少しでもザ・タイガースに興味があるならお薦めの本だと思います。