読んでいてもかなり疲れました。多分ノンフィクションという部分で
彼女に対してかなりの衝撃を受けたんです。
- ファミリー・シークレット/柳 美里
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柳 美里の印象は。。。
そうもう大分前 東京キッドブラザーズの東由多加の恋人として
テレビで見た。見た時は東由多加氏も癌に侵されていて
東氏の子供でない子を柳美里が身ごもり
その子供を東氏と柳美里で育てている映像だった。
その時の柳美里はよく言えば一生懸命おカアサンをしていたが
悪く言えば余裕が無い育て方をしていた。
新生児の時だったかなぁ。。お風呂に入れた赤ちゃんをどうしてよいか分からず。。。
あたふたしてる姿。そんな姿が焼きついているんです。
それからあんまり柳美里にも興味が無く。。。
そうそうお祖父さんかな?親戚の人で有名なマラソン選手がいたらしく。。
- 8月の果て〈上〉 (新潮文庫)/柳 美里
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- なんかマラソンのことを書いていた小説だって聞いたから読もうかな・・・と
- 思ってたら何となく時が過ぎて。。。
- ってダラダラと書いちゃったが 題名に惹かれて
- 「ファミリーシークレット」を借りたんです。
- この本は自分が息子に対しての虐待を直す為。。というのかな?
- その治療での話や 虐待(といってよいのかは疑問)の話
- 自分の家族の話 子供のときに受けた心の傷の話を書いてます。
- イヤ。。。。。最初は自分の子供に対する虐待を書いてるんだけれど
- その後の小さい時に柳美里が受けていた 虐待 いじめ 大人からの暴力。。。が
- あまりにもすさまじく 読んでいて気分が悪くなってしまった。
- こんな事あってよいの?みたいなね。。
- いろんなショックな事があったんだけれど
- 本人が悪い事をしてはたきで背中をはたきの跡が付くほど
- 叩かれ 真っ裸にさせられて山に捨てられてしまったこと。。。
- (八歳の時)
これだけでもかなりひどいのに。。。
小学校の時の壮絶ないじめ
大人からの暴力。
性格を形成しなければいけない時にかなりひどい人生経験をしてしまってる。
だから。。。何回も自殺をしようとしたり それで今もうつ病に
かかってるようだ。
こんな事書いたら 私なんか生きていけない。。。くらいに
切羽詰った事を書いていて 何で書いたんだろう?と
疑問さえ起きました。
でもこれは多分 息子がかわいくてかわいくてしょうがなくて
でも子供を叩いてしまう自分が情けなくて
このままじゃいけないと思って
カウンセリングを受ける様子まで書いたんだと思う。
又 この本には長い間 会っていなかった 父親と再会との様子も書かれている。
でも父親も父親で 壮絶な人生を送っていて。。。
よく「虐待の子は又その子を虐待する」なんて言葉を聞いたことがあるけれど
まさしく。。。だなって思ってしまった。そんなこと思っちゃホントはいけないんだろうけれど。。。
でも思えば子供は親を選べない。
それに 計算や漢字は学校で教えてくれるけれど
親は。。特に母親は子供を産んだ途端
自分の意志とは全く逆に「母」になってしまう
学校では母業なんて授業は全く無い。
母親学級なんてあるけれどそれも付け焼刃。
だから周り。特に自分の母親 もしくは旦那の母親から学ぶしか無い。
でもその母も虐待母だったら。。。。。
イロイロ思ったらぞっとしてきた。
今ある虐待親も絶対 親に戻してはいけないのだ。
ストレスの解消となってるんだから。。。。
なんだか 本題が外れてきた。
この本は 最後はまだ鬱から抜け出せない。という
ハッピーエンドじゃない最後になってしまってる。
心配で彼女のブログも見てるが
まだ 体が大変そうだ。。。。
でもブログを出す事で少しでも心の負担が少なくなってくれると
良いなとチト思ったのでありました~
(読書感想文で出したら すぐペケつけられそう。失礼しました~)