私は1人っ子で、

両親に何不自由なく欲しい物を与えてもらい、


サラリーマン家庭でありながら、宝塚歌劇団を目指すことに一切反対せず、1週間に8レッスン&土日は東京で寮に宿泊しながらスクールにまで通わせてもらっていました。


それがどれだけ大変な事かも知らずに両親には沢山迷惑をかけ、宝塚歌劇団退団後は実家の栃木県からは離れた大阪府に住み活動しています。


大人になるにつれ様々な経験とともに、子どもに膨大なお金をかけて夢を追いかけさせることが出来る両親の偉大さを感じ、現在も自由に生きる自分を許してくれている事に感謝しています。


私には大きな夢があり、それに対して諦めるつもりがありません。実家の近くに住むことも選択するつもりがない中、今唯一できる親孝行を父が与えてくれました。



そして、このプロジェクトを立ち上げる事になりました。


絵本作家になった父の夢を叶えたい!

絵本「ぞうのにしこちゃん」増刷プロジェクト!

https://camp-fire.jp/projects/view/418859




父は大きな車の会社で長年エンジニアをしたのち、無事定年を迎え退社しました。



会社勤めがなくなり沢山時間ができたところで新聞の記事にあった「絵本コンテスト」を見かけました。

創作した物語の応募者で最優秀賞に選ばれた作者が絵本作家デビューできるという内容で、父は思い切って応募してみる事にしました。


父が応募した作品は「ぞうのにしこちゃん」


この物語は、私が物心つく前の幼少期から父が創作で寝る時に私に聞かせてくれ続けていたお話でした。


「あのにしこちゃんが、絵本になるかもしれないよ」


と父も母も嬉しそうに私に言ってくれました。


ところが結果は最優秀賞には届かず


その後、出版社から自費出版のお誘いをいただき、沢山考えた父は、退職金の一部を使って自費出版することを決めました。


「娘に聞かせたぞうのにしこちゃんを、沢山の人達に届けたい」


そう決意した父は、はじめての絵本作りに挑戦!


色鉛筆で何枚も挿絵を描き、1ページごとに思いを込めて、1年以上かけてついにそれを形にしました。


出版された時に生まれた父の夢は、

「初版を完売させて、増刷すること。」


初版は300冊でした。




私も宣伝を手伝い、ファンの方々も沢山手に取ってくださったおかげで、初版は完売!


ついに増刷!と思いきや、増刷の条件はとても厳しいものでした。



【新たに300冊以上短期間で完売する見込みがある事】


これは出版社の判断で決められるのですが、残念ながら完売までの期間や統計上、出版社からの増刷は難しいと言う判断が下されました。


両親はとても残念そうに私にそれを連絡してくれました。



ここは、私が立ち上がるしかない!!!



ネット社会で自分の人生を立て直し、YouTubeなどのSNSで発信をしている私ができる、唯一の親孝行だ!!


と、私が動くことを決断しました。

まず、出版社に増刷交渉の電話をすると、


・買い取りであれば300冊からできる。

・インターネット通販で流通させるなら350冊以上の見込みが必要。

・書店への流通なら500冊以上が必要。


私にとってはかなりハードルが高い冊数でした。


そして私が決断した事は、300冊を自腹で購入する事。


それを出版社に伝え、金額を振り込み、現在は手元に届くのを待っている段階です。



300幼稚園や保育園や小学校、図書館や児童館などに寄贈していく事を考えています。


でも、私としてはもっと沢山の冊数を増刷してあげたい。せめて1000冊くらいは色々な人の手に渡ればいいなって思います。


でも正直このコロナ禍の影響で、私に支払える金額にも限界があります。



そこで考えたのがこのプロジェクトです。

全ての絵本に父のサインをつけて(頑張ってもらいます笑)寄贈先や皆様の手にお届けしたいと思っています。

https://camp-fire.jp/projects/view/418859


サイトを見て、もしご賛同くだされば、ご支援よろしくお願い致します。


沢山の方にぞうのにしこちゃんが届きますように。