本題に入る前に・・・


前回アップしたブログ


アメンバー限定になってたらしく

親しいブロ友さんから

アメンバー申請が来て


えっ? アメンバー申請って?


もしかして・・・

私のブログ、アメ限になってるの?


管理者ページを開いてみたら

まさにアメ限記事になってた


そもそも私にはアメンバーは居ないし


どうやらアップするときに

アメ限にしてしまった?・・・多分


直ぐに解除したけど、ごめんなさいね



 ✂︎-----キリトリ-----✂︎ 



続きです

チェックインまで1時間


でも雨だし、行くとこないし

玄関先ででも休ませてもらえれば


聞くだけ聞いてみようねって事で

宿坊へ行く事にした私たち



 ✂︎-----キリトリ-----✂︎



ここで、時間はちょっと遡ります


ちょうどコンビニを探そうと

ウロチョロしかけた時なんだけどね


金剛峯寺の近くの道を

入っていくと見えてきた門構え


門に続く道と門の佇まいを

じっと見たおかんちゃん


あっ、ここ知ってる、見たことある

なんか◯◯◯みたいだ・・・(予約した宿坊)



はい、その通りでした!

まさに、ここがこの日の宿でした



で、この後コンビニ行って

お高いカフェラテ飲んで・・・


ということで、冒頭に戻りますね



 ✂︎-----キリトリ-----✂︎



宿に行ってみようってなって


先ほど見た宿坊まで戻って

門をくぐり玄関に立ち


ごめんください・・・

すみませ〜ん・・・


シ〜〜ン


あれ?


すみませ〜ん


何度か呼びかけていたら


ようやく作務衣姿の男性が

奥から小走りでやってきた



今日泊まる◯◯ですけど

少し早いのですが宜しいですか?

ここで待たせてもらっても・・・?



男性、戸惑うような様子



ご予約されてますか?



それを聞いたおかんちゃん!

振り返って私の顔を見て

ご予約されてますかだってよッ!


おかんちゃん、男性に向き直り

2月に直接予約して


この通りですと、冷静に携帯を示し

予約確認のメールもいただきました、と



戸惑い顔というか


「困惑」と顔に書いてある男性


本日は・・・

係りの者が出掛けておりまして・・・


そちらで少しお待ち願えますか


なんとも歯切れが悪い



玄関脇の方を示されたので


私たちは、玄関脇を曲がって

長い廊下に腰を下ろして


木々や石を眺めてひと休み



左が玄関



この時は何気なく写真を撮ったけれど


こうやって貼り付けた画像を見ると

私たちが泊まったのは

右手の白い壁の2階建ての棟

階段あがっての2階だったわ


お向かいの建物も宿泊棟かな



良いわねぇ、落ち着くわぁ


雨に濡れた木々の緑も良いわね



 ✂︎-----キリトリ-----✂︎



腰をおろして庭を眺めながら

なんか、変だよね・・・ヒソヒソ

予約してますか?だなんてねぇ



しばらく待っていたら


男性から声が掛かった

どうぞ、おあがりください


どうやら泊まり客と認められた?



玄関で靴を脱いだけど

靴は中まで濡れてるし・・・


あぁ〜〜!!

京都に置いてきたシューズカバーよ!


お前が居てくれたら

靴の中が濡れなかったのにね!


靴下も濡れてるし・・・脱ぐしかないね



 ✂︎-----キリトリ-----✂︎



おかんちゃんが名前などを記入し

宿泊費を・・・と申し出たら


男性曰く

係りの者が出掛けていて居ないので

明朝の出発の時で結構です、と


じゃぁ、夜帰ってきた頃合いに

払いにきますからと言えば


いえ、夜遅くしか戻って来ないので

本当に明日の朝で・・・と


頑なに拒む作務衣の男性



とにかく・・・

なんか変?の雰囲気ありあり



 ✂︎-----キリトリ-----✂︎



部屋に案内されながら


ここを行って突き当たりが

女性用の大浴場です

4時から入浴出来ます


ここでお食事をとっていただきます

ご準備が出来ましたら

ご案内にあがります


と説明を受けながら2階へ



通されたお部屋

入った途端、おかんちゃんが


あっ、ここ!

おとんと来た時と同じ部屋!


※ネットから拝借


角部屋で、窓から眺めれば

お庭や他の棟のお部屋が見えるお部屋


「そう、この部屋だわ」

こんなのって、なんか嬉しい偶然よね



 ✂︎-----キリトリ-----✂︎



4時を待って大浴場へ


玄関横を通って行くんだけど

靴箱をチラッと見たら

私たちの靴しか入ってなくて


先を行くおかんちゃんに

ねぇ、私たちの靴しかないよ!ヒソヒソ


男性の大浴場の前通ったら

電気消してあって

男湯、電気ついてないよ!ヒソヒソ



と、高まっていく疑惑


「他に泊まり客居ない」



冷たい雨の中を歩き回ったので


湯船に身体を沈めると


あぁ〜良いわぁ〜

って思わず声が出てしまうね



 ✂︎-----キリトリ-----✂︎



お風呂から先に部屋に戻っていたら

後から戻ってきたおかんちゃんが


今日はお休みだったんだってよ!


どうやら男性と話してきたらしい



あぁ、だから様子が変だったのね



玄関脇で待たされていた時

今思うと、他の方たちと

色々と話していたんでしょうね


名簿から漏れてた泊まり客が来たけど

どうしましょうか? ってね


で、予約を受けてしまっている限りは

泊まらせるしかない!と腹を括った


そういう展開だったのかな〜


と、これはあくまでも

想像逞しくした私の勝手な想像よ



メールで予約したのを受けた人が

予定表に書き忘れてたのかしら?


とにかく、本来は休みだったらしい



えっ、じゃぁさ、この宿坊

私たち2人が貸し切りって事?


キャ!そうだよね


泊まり客が私たちだけなら

そういうことよね!



雨の中を歩き回った挙句


こんな展開に!


朝、京都を出る時

いや、高野山に着いた時だって


いったい誰が想像しただろう



偶然の積み重ねなんでしょうけど

宿坊丸ごと2人っきりの

貸し切り状態になるなんてねぇ


ある意味、なんという贅沢!



 ✂︎-----キリトリ-----✂︎



お食事の準備が整いました

と、部屋の外から声が掛かった



下の食堂に降りて行くと


大広間(多分)が、襖で仕切ってあって

中央のテーブルに今夜の精進料理が



左奥の蓋付きには胡麻豆腐

右手前の蓋付きには煮物

鍋は湯葉と豆腐と野菜の紙鍋




全て優しい味で本当に美味しかった


少しずつだけど、品数も多いので

お腹いっぱいになりました


ネギと茗荷が薬味の素麺

サッパリと美味しい



もう、大満足!



これ、私たち2人だけのために

拵えてくれたんだよねぇ


有り難いやら、申し訳ないやら



 ✂︎-----キリトリ-----✂︎



部屋に戻ってくつろぐ


旅に出たときに宿でテレビを見るって

今まで殆どなかったんだけれど


何故か文楽を2人で食い入るように観る



えっ、文楽を?と、思うでしょ


これはNHKだったのかな?

「古典芸能」関係の番組?


ちょうど義経千本桜の狐忠信

源九郎狐をやっていてね


桐竹勘十郎さんが

見どころなどのお話をされていた


狐になった時の動き、躍動感が

本当に素晴らしくて目が離せなくなってね


桐竹勘十郎さん、素晴らしい

芸の力って凄いね



文楽、見てみたいなぁ!


よ〜し、いつか観るぞ〜 笑



 ✂︎-----キリトリ-----✂︎



翌朝、雨もあがってた


前日に

朝のお勤めにご参加されるなら

朝の6時半からですので


と、言われていて

出てもいいかなぁ・・・だったけど


目が覚めたら・・・

既に6時半を過ぎていた


二度寝してしまったらしい


帰る準備をしつつ

朝食のお知らせを待つ



襖の外から

朝食の準備が出来ましたのご案内



食堂に降りていくと

テーブルの上に朝食が並べられていた



梅干しと漬物、青菜と人参のお浸し

白和え、がんもどきの含め煮

味付けのり、茎わかめ?


シンプルで素朴な朝食


昨夜同様に、全部優しくて良いお味で

最初ほんの少しだけよそったご飯も


おかわりしたくらい


本当に少食なおかんちゃんも

おかわりしたという、これは「奇跡」



ご馳走様でした



 ✂︎-----キリトリ-----✂︎



早めに京都に戻りたいので


頼んでいたご朱印をいただき


お会計を・・・

昨夜、遅くまでお出かけだった窓口の方

いや、本当はお休みだったのですね 笑


宿を出発


長くなったので、一旦アップしますね


続きます