山茶花と椿其の⑥《空蝉》《太神楽》《抜筆》《錦魚葉椿》 | 湯戯三昧、蕎麦三昧できるかな?

山茶花と椿其の⑥《空蝉》《太神楽》《抜筆》《錦魚葉椿》

早咲き品種を紹介してからかなり間が開きました。

いよいよ椿の花の季節です。

どうも今年は天候が安定していないので、もう三年くらいはご無沙汰してる茅ヶ崎の《氷室椿庭園》に観に行きたいのですが…ん〜〜どうかなぁ…

👉🌺氷室椿庭園

取り敢えず…都内で…天候が変わってもすぐ避難出来る所から…鑑賞であります。


椿の品種名には由来が源氏物語にあるものが幾つかあります。《空蝉》は『源氏物語』五十四帖の巻の一つ。第3帖。帚木三帖の第2帖。巻名は光源氏と空蝉の歌「空蝉の身をかへてける木のもとになほ人がらのなつかしきかな」および「空蝉の羽におく露の木がくれてしのびしのびにぬるる袖かな」によります。十代の頃の光源氏が知り合い、影響を受けた女性たちの一人で、名前の由来は、求愛に対して一枚の着物を残し逃げ去ったことを、源氏がセミの抜け殻によそえて送った和歌から。

椿《空蝉》




椿《太神楽》






椿《抜筆》

椿には変わり葉の品種が幾つもありますが、その代表的な品種がコレ。




椿《錦魚葉椿》

椿《白一重錦魚葉椿》

錦魚葉は実生の中から生まれやすく.赤一重が一般的なのですが、他にも赤八重、そしてこの白一重や、白八重以外にと、白牡丹咲き、絞りや斑入りもあります。