猫柳 | 湯戯三昧、蕎麦三昧できるかな?

猫柳

ネコヤナギ🐈‍⬛

猫のしっぽのような花をつけるヤナギを、すべてネコヤナギと言ってしまっているかもしれませんが、本来は《カワヤナギ》の和名を持つこの柳の別名が《ネコヤナギ》です。

つまりネコヤナギと言う種類は一つだけ。

ネコヤナギは雌雄別体の植物。雄花と雌花は別々の蕪に咲き、花粉を付けるのが雄花なのですが、成長してしまうと、見た目での区別は難しいですね。

◇科名:柳科 ◇属名:ヤナギ属(Salix=サリックス。ケルト語の「sal=近い+lis=水」が語源で、主に水辺に多いことからといわれますが、一説には生長が速いことから、ラテン語の「salire=跳ぶ」が語源とも言われます

◇学名:Salix gracilistyla(gracilistylus=花柱の細長い)

その間違えやすいのがこちらであります。

ンで…猫ではなくて犬🐕もある。

犬行李柳イヌコリヤナギ

◇学名:Salix integra

「コリヤナギ」と似ているものの、利用価値がないことから「イヌコリヤナギ」
以前も説明しましたが植物の頭にイヌと付くと役に立たない物という意味合いになります。
『コリヤナギ』は…あの『柳行李』に使われます。皮を剥いだあとの幹をつかいます。
フサフサしてるのもあります。

しかし、種類はどうあれ、この姿をみたら…みなネコヤナギでかまわない気がしますよね。

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コチラはお馴染みの花。まだポツリポツリですね。

ユキヤナギ