高市首相の政策にはどうにも違和感が拭えない
。何が違和感なのか
、ある雑誌を読んでいて納得出来た
。
首相政策の特徴は一言でいうと市場を軽視し、政府主導で動かそうとする権威主義にある
。市場は政府の思い通りにならないから無視し、政府主導で進めるから民間は言うこと聞いてついて来いという姿勢だ
。ただ、最初に言っておくが政府主導で産業育成や経済成長を目指して上手くいった例がない
。
市場無視と言う点ではこれほど円安が進み、国債の消化難に懸念をもたらす長期金利上昇に殆ど対策しないことからも分かる
。金融市場との対話という視線が欠けている。日銀総裁との会談でも金融政策について要望すら出していない
。
また、バブル以降大規模財政支出の結果、世界が日本の財政持続可能性を疑問視するにも拘わらず責任ある積極財政などと意味不明な発言をしている
。さらにまだやるのか
。何をどう責任を取るのか
過去の財政出動の反省や検証すらしないで…
。且つ、具体的な道筋も語られていない。ただ、成長スイッチを押して、押して…とか働いて、働いて…とかいうだけで何をどう押すのか、どう働くのかさっぱり見えない
。国民生活と言う実体経済を見ていない。イラン問題が出たらガソリンの補助金を出す。ガス、電気の補助金を出す。これではいくらお金があってもすぐに枯渇する。じゃあどうする
税金を上げる
物価高で国民は苦しんでいるのに![]()
成長戦略の中で安全保障とセキュリティを重視しているようだが、これらはプロヒットセンターにはなり得ない
。17分野中12分野は先端産業の育成であり、自国技術を確保することで安全保障を高めようとの発想だ
。普通はGDPを伸ばし、雇用と貿易黒字を確保しようとするものだがそうした発想ではない
。
他の5分野も他国からの攻撃、資源供給の途絶、自然祭芸への対応力に注目していて成長戦略ではない
。政府主導ではセキュリティや安全保障関連企業が海の向こうの企業のように開発の制限要因となり、日本国内での開発を止め、他の国に移ってしまうかもしれない
。
高市氏の頭の中は軍事力による安全保障を基盤とした古い国家観しかないのではないか
。と言うことは消費税減税などと言うのは大きな政府論からすれば、税収が減りやりたいことがやれなくなるので不都合なはずだ。言っていることとやっていることに矛盾が多過ぎる
。
膨大な税金の無駄使いになり兼ねない
。高市氏の言うこととやることをよく見ておかないと…。
・・・ちょっと分かり辛いかな![]()