一時期1ドル160円となり、盛んにニュースや新聞などで報道されたが、最近は
あまり聞かない。確かに対ドルベースではほんの僅かではあるが、円高になって
はいるが、それでも156円とか超円高状態だ。
しかし、日々の各通貨に対する円の動きを見ると、対ユーロ、対ポンド、
対スイスフラン、対豪州ドル、対中国元などなどで円高ピークが継続している
ことは殆ど報道されない。何もモノはドル建てだけで輸入されているわけでは
ないのだ。
無策な政府、財務省。
物価が継続的に2%上昇すれば、全てが解決されるのかその前に収入面や社会
保障面やさまざまな将来に向けた安心の提供があって初めて人は支出に向かい、
経済が活気づくのだ。
モノの値段だけが先行して上がり、他のモノがどうなるか分からないのに
どうして人が消費に向かい経済が良くなるのだ。
全ての順番が違うだろう。