先週、実家にある桐箪笥の洗い・修繕の相談のために春日井市に
ある老舗の箪笥屋さんにお邪魔し、いろいろ相談してきました。
箪笥は3棹あり、祖母のものと母のもの。古いのは、優に90年以上
経過しています。

現物の引き出しを持参し、見て頂いたところ、十分に修復可能との
ことで、さまざまな製品や工場の見学、箪笥の制作現場を見せて
頂きました。
世の中に如何にいい加減な【総桐箪笥】なるものが存在していること
も知りました。
東京の箪笥屋でお伺いした時は、「マックス30万円を超える修理は
ない」とのお話を伺いましたが、ここの修理は、根本的に違います。
その結果は、修繕を終えた箪笥を見れば明らか。
何棹か見せて頂きましたが、これが修繕したものとは思えないほどの
出来映えです。
うちの箪笥も時期は不明ですが、一度洗い修理を行っているようです
が、そのやり方がいい加減で、今の状況になっているとのこと。
今回は完璧に直すので、費用的にはかなりのものとなりそうです。
ですが、祖母や母の形見的なものが綺麗に直り、またこれから数十年
使用出来るわけですから、それは価値のあるものだと思います。
それで、先の土曜日、再度実家に行って、箪笥の搬出に付き合いました。
当初、完成は1年程度先とのお話だったのですが、修理が多いので、
新たに職人さんを雇い、年内には何とか出来そうとのこと。
別に急いでいるわけでもないので、じっくり綺麗に直して頂ければ
それで良いのですが…。
今から完成が楽しみなのと、受け入れる家側の整理整頓をしておかないと。
こういった伝統工芸が廃れることなく、引き継がれていくと良いですね