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おはようございます。

 

「新しい地球を生きるための物語」です。

 

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【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「新しい地球を生きるための物語」

~目が合っているのだろうか~

 

私は、白雲畳店の奥にある自分の部屋の前、

そこで、不思議な光景を鑑賞していた。

 

平安時代の貴族のような人物が、ただ

ひたすらに書をしたためているのだ。

 

その集中力はすさまじく、私が鑑賞

していることさえ、存在していることさえ

気が付いていないようだった。

 

私が、自分の知らない記憶がうずいた

瞬間だったのだが。

 

その瞬間、貴族のような人物の筆が

明らかに止まった。

 

筆を止めたのだ。

 

筆が止まったのは、私が鑑賞してから

初めてのことだった。

 

書が終わったのだろうか。

 

書く紙が終わったのだろうか。

 

書くことがなくなったのだろうか。

 

理由はまだわからない。

 

そして、貴族のような人物は、筆を

硯に寝かせて、置いたのだ。

 

ようやく終わったのだろうか。

 

貴族のような人物は、ずっと書を

したためるため、下を向いていたが。

 

とうとう、顔を上げたのだ。

 

貴族のような人物の顔が、私の顔の

直線上に現れた。

 

目が合っているような気がした。

 

貴族のような人物も、目を逸らさなかった。

 

そして、驚くべきことは、私と同じ

目をしていたのだ。

 

顔の細部は違うのだが、目だけは

まったく同じようだった。

 

それは、感覚的だが、たしかなもの

なのだ。

 

私と貴族のような人物の間でしか

わからないことだと思うが。

 

しばらくの間、私と貴族のような

人物は目が合わさったままだった。

 

【終わり】

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自由に個性を発揮できる世界を創造中です。

 

少しでも多くの人たちにこのブログを届けられるよう、

皆さまのお力もお借りしながら、書き続けていきたいと

思います。

 

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