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「新しい地球を生きるための物語」です。
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「新しい地球を生きるための物語」
~浮かび上がりゆく部屋~
私は、白雲畳店の2階にある部屋、
私が住まわせてもらっている部屋の前に
立っていた。
そして、その戸をゆっくりと開き、
中の部屋がぼんやりと見えている。
そして、「あ!」という感覚と共に、
部屋のモヤモヤとした白い霧は晴れて
いく。
すっと晴れていった途端、そこは、
私の住んでいた部屋とはまるで違う
趣を感じた。
そこは、変わらず和室であった。
畳が敷かれた部屋の中心に、ひとつの
堅そうな木材でできた机が置かれている。
そして、その机の前に正座をする人物が
いるのだ。
平安時代の貴族のような格好をしていた。
その貴族は、男性で、色白、面長に
見えた。
口元からは、整えられた長い髭を
たくわえている。
そして、私、という存在は認識して
いなようで、右手には筆を持っていた。
机に置かれている、まるで巻物のような
紙面に、思い切り筆を落としていく。
ダイナミックな動きに見えたが、ひとつひとつ
その巻物の紙面に、文字を書き記しているよう
だった。
ここからは、何を書いているかまでは、
わからないが、この貴族のような人物は、
何か、書をしたためているようだ。
畳、机、平安時代の貴族、筆、巻物。
ここに存在する全てのものが、何か
バランスが優れているように感じた。
全てが揃っている、とても似つかわしい。
そんな、言葉が、私の脳裏に浮かんで
きた。
私は、飽きることなく、その貴族のような
人物の動きと、その全体の雰囲気を鑑賞
している。
【終わり】
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