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「新しい地球を生きるための物語」
~お昼ご飯が終わっていく~
私と母は、よく一緒に連れてきてもらった
お蕎麦屋さんに来ていた。
揚げ餅入りのうどんを食べ終えたのは、
つい先ほどだった。
私は、お昼ご飯が終わっていくことを
たしかに感じていた。
それは、5年振りに帰ってきた実家、
母との再会の時間ももう少しということでも
ある。
やはり、私でも名残惜しく感じるもの
だ。
明日からは、また、畳職人として、住み込みの
ようなところで、日々生きることになる。
母は、いつもあっけらかんとしているが、
今日は、どうも様子が違っていた。
揚げ餅入りのうどんはとっくに食べ終わって
いたが、なかなか席を立とうとはしなかった。
その母の態度が、私にとっては丁度
良い感覚がある。
私も、少しだけ、この雰囲気を感じて
いたかった。
母も、私と話すことが多々あるわけではなく、
お品書きを見直したり、美味しかったわと
呟いたりしている。
私も、せっかくなので、この空間をしっかりと
身体に染みこませておくことにした。
お店の方は、お客さんがそこそこ入っていたが、
満席と言うほどではなかった。
それもまた私にとっては、ありがたく
感じていた。
もちろん、お蕎麦屋さんにそんなことは、
言えないのだが。
私は、もう、何かのきっかけに身を預けることにして、
それまでは、このお蕎麦屋さんの空間を母と楽しもうと
思っていた。
【終わり】
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