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「新しい地球を生きるための物語」です。

 

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【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「新しい地球を生きるための物語」

~お蕎麦屋さんで注文をする~

 

私は、母とお蕎麦屋さんに来ていた。

 

そこは、私が小さい頃、小さい頃から来ていた

お蕎麦屋さんだった。

 

そこに、私が畳職人となって初めて

やってきたのだ。

 

お蕎麦屋さんの外観、店内の雰囲気

お店の人たち。

 

お店の人たちとは、要するにお蕎麦屋さんの

おじちゃんとおばちゃんである。

 

そんな何か変わることのなかったような、

お蕎麦屋さん。

 

そうして、今、いよいよ、数年振りに、

注文をしようとしていた。

 

お蕎麦屋さんの奥さん、おばちゃんは、

私たちに聞いた。

 

「何にする?」

 

やはり、私は、「揚げ餅入りのうどん」と

答えていた。

 

「いつものね」

 

お蕎麦屋さんのおばちゃんは、そう

言ってくれる。

 

母も、「和は、いつもそれを頼んでいたわね」

「じゃあ、私もそれにするわ」

 

と、言って、私と母は、揚げ餅入りのうどんを

待つこととなった。

 

本当にそんなことが、昔もあったのか、

わからなかったが。

 

いつだったか、母と同じようにこの

お蕎麦屋さんにやって来て。

 

私は、気疲れというのか、学校での

疲労感を感じていて。

 

母が頼んだ揚げ餅入りのうどんが、

羨ましくなってきて。

 

そうだ、あのときは、母が最初に

頼んだのだ。

 

そうして、他のものを頼もうとしていたのだが、

私も、少しどころか、とても照れくさかったが、

同じものを頼んだのだった。

 

中学生くらいだったろうか。

 

母と食事に行くのも、少し照れくさく

なっていたような時期でもあったし。

 

まさか、同じものを注文するなんて、

恥ずかしい気もしたが。

 

私は、母と同じものを頼んでいたのだ。

 

そうか、なぜだか、今は、それとは逆の

出来事になっていた。

 

私が、いつもの揚げ餅入りのうどんを

頼んだ、そこに母が同じものと言って、

頼んだ。

 

今の今まで忘れていたが、急に

思い出すものだ。

 

私と母は、うどんを茹でて、餅を

揚げているであろう音を聞きながら、

沈黙の中、言葉を交わしていた。

 

【終わり】

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自由に個性を発揮できる世界を創造中です。

 

少しでも多くの人たちにこのブログを届けられるよう、

皆さまのお力もお借りしながら、書き続けていきたいと

思います。

 

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