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「新しい地球を生きるための物語」です。

 

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【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「新しい地球を生きるための物語」

~いらっしゃいの声がする~

 

私は、お蕎麦屋さんの外観を見上げて、

いよいよとお店の中に入っていくことに

なった。

 

お蕎麦屋さんの中には、母から入っていく。

 

慣れた仕草で、母は、戸を開き、中へ

入っていくのだ。

 

私は、たまに、ひとりでこのお蕎麦屋さんに

来ているのかなと考えたりもした。

 

そして、母の後からすぐに、私も

お蕎麦屋さんの中に入っていく。

 

「いらっしゃい」

 

夫婦それぞれの声がした。

 

私が、来ていたときからいらっしゃる

ご夫婦だ。

 

「いらっしゃい」

 

その声で、私の記憶は、あの頃へと

舞い戻っていった。

 

それが、真実かどうかはわからないが、

私には、そうした記憶のようなものが

あるのだ。

 

繊細ながらに、母に連れてきてもらった

このお蕎麦屋さん。

 

中学生の頃が一番多かっただろうか。

 

私が、このお蕎麦屋さんに来ると安堵

するのを母は知っていたのかもしれない。

 

だからなのか、このお蕎麦屋さんを営む

夫婦の「いらっしゃい」の声も私を

安堵させるのに一役も二役も買っていた。

 

舞台は整っていたのだろう。

 

私は、そうして、いつも揚げ餅入りの

うどんを食べていた。

 

母に、いつも不思議がられた。

 

「このお店はお蕎麦も美味しいのよ」

「あなたは、いつもそれを頼むわね」

「飽きないわね」

 

そんなことをいつも言われるのも、中学生だった

私は、どこかでうれしかったのかもしれない。

 

反抗期という部分もなくはなかったので、

素直にそれらの言葉を受け入れていたかは、

微妙なところだ。

 

でも、そのお蕎麦屋さんで食べて、家に帰り、

その夜眠るまで、私は、安堵の中にいることが

できた。

 

私と母は、よく座っていた、テレビの下あたりの

席に通されていた。

 

母は、早速お品書きをじっくりと

見ている。

 

【終わり】

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自由に個性を発揮できる世界を創造中です。

 

少しでも多くの人たちにこのブログを届けられるよう、

皆さまのお力もお借りしながら、書き続けていきたいと

思います。

 

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