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「新しい地球を生きるための物語」です。
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「新しい地球を生きるための物語」
~新しい朝は、新たな旅立ちの日だった~
私は、母とこれまた久しぶりの朝食を
食べることになった。
母は、サンドイッチをこしらえて
くれた。
それにサラダと、熱いコーヒーを
用意してくれたのだ。
その味は、これまでとなんら変わることが
なかった。
変わったのは、熱いコーヒーが出てきた
ことくらいだ。
私が、高校生の頃、コーヒーなど
苦くて飲めなかった。
なぜだか、母は私がコーヒーを飲むように
なったことを知っているようだった。
不思議そうな顔を浮かべていると、母は
何かを察してこう言った。
「昨日、和(なごみ)が話してくれたじゃない」
「毎朝、コーヒーを飲むのが日課になったって」
「僕も大人になったものだなあって」
私は、なぜだか昨日のことなのに、
すっぽりと記憶が抜け落ちているよう
だった。
特に、お酒を飲んだわけでもないのに。
でも、私の身体は正直だったのか
「そうだったね」と答えていた。
そして、母は、何か意を決したように
私を見ていた。
いつにも増して、真剣な表情を
浮かべる。
「どうしたの?」
「私は、これからも和のことを」
「応援しているからね」
私も意表を突かれた。
そんなことを言われるとは思っていなかった
からだ。
意表を突かれたのか、射貫かれたのか、
何かが溢れ出てきたのか。
涙が止まらなかった。
理由はよくわからない。
そう、どうやら、私は新たな旅立ちの
時を迎えているようだった。
【終わり】
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