皆さま
私は、今、日本のどこかにある
小さな部屋の中にいます。
畳が敷かれた部屋に、長細い木製の机が
壁際に置いてあるのです。
障子の窓がいくつかあり、外の様子も
伺いしることができます。
私は、壁に顔を向けて、座布団のような
敷物の上で、正座をしておるのです。
入り口には背を向けている状態
ではあります。
長年使ってきた、炭で、墨汁をこしらえて、
柔らかな細い筆で、書をしたためています。
その書物には、あなたたちひとつひとつに
必要なことが書かれているのです。
私は、来る日も来る日もあなたたちが
お受け取りになるのをお待ちしています。
私が、あなたたちを探し出してお渡しすることは、
どうしてもできない仕組みになっているのです。
どうぞ、この書を
ひとつひとつ書かせて欲しく思います。
私から見えるのは、白い壁と赤い柱
です。
同じように書かれた書でもあっても、
ひとつひとつ受け取り手によって、異なる
内容となることでしょう。
ただし、そのひとつひとつは、必ずや
今のあなたたちの状態に応じて、必要と
なるはずなのです。
私は、来る日も来る日も、夜が更けるまで
こうして筆を持ち続けて、書き続けております。
自由に個性を発揮できる世界を創造中です。
少しでも多くの人たちにこのブログを届けられるよう、
皆さまのお力もお借りしながら、書き続けていきたいと
思います。
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