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「新しい地球を生きるための物語」です。
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「新しい地球を生きるための物語」
~ただいま、おかえり~
私は、白雲畳店での畳作りを終えて、
久方ぶりに実家に帰ってみることにした。
明日はお休みということもあって、
雲十郎さんの言葉もあって。
こうして、実家への道を久しぶりに歩いて
いるのだ。
ただ、いつ振りなのかが、思い出すことが
できなかった。
夕陽を眩しく感じながら、私は、
実家の目の前に着いた。
小さなマンションだった。
私が、小さな頃から慣れ親しんだ
場所。
そして、今までと同じように、ドアの前に
立つ。
いきなり開けるのも、何だか違うような
気もした。
とりあえず、インターフォンを押して
みることにする。
すると、しばらくすると、バタバタと
足音がして、ガチャリとドアが開く。
一瞬以上の間があった。
「和(なごみ)」
驚いた表情の母は、それだけを
言って、目を見開いていた。
私は、「ただいま、母さん」と
言った。
高校生まではお母さんと呼んでいた
ような気もしたけど、まあいい。
「おかえり」
「・・・」
「久しぶりね」
母は、驚きの表情をすでに終えていて、
歓びの表情に変わっていた。
「さ、ほら、中に入って」
私は、招かれるように、そのまま
長年過ごした実家の部屋へと入っていった。
廊下を歩く母についていく。
母の背中から、私の帰宅を歓んでいる
ことが、不思議と伝わってきた。
私は、それを感じて、ホッとしたのだ。
【終わり】
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