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「新しい地球を生きるための物語」です。
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「新しい地球を生きるための物語」
~新しい世界を生きていた~
私は、気が付いた。
意識を取り戻したような
感覚だった。
私は、白雲畳店にいる。
そして、私は、気が付けば、白雲畳店で
畳職人として畳と向き合っていたのだ。
私は、あまりにも真剣な眼差しを畳に
向けていた。
声がした。
「お昼の時間じゃ」
ふと我に返る。
雲十郎さんの声だった。
私は、キリの良いところで、手を止めて、
手ぬぐいで汗をぬぐった。
そして、慣れたように、自分の
鞄からお弁当を取り出し。
お昼ご飯を食べていた。
そう、私は、白雲畳店で畳職人として
働き、お昼休みを迎えているようだった。
畳職人として生きながら、食べる
お弁当は、格別に美味しかった。
そのとき、私は、不覚にも、生きている
ことを実感することになる。
それが、畳職人として生きているの
だと。
そして、食べかけのお弁当を私は、
まじまじと見た。
これは、母が作ったものではない。
味も違うし、盛り付けが、母のように
繊細なものではなかった。
そうか、このお弁当は、私が作った
のだ。
きっと、そうだ。
「午後もお願いしますじゃよ」
雲十郎さんの声だった。
私は、午後も畳職人として、昼休憩を
終えて、職場に向かっていく。
「私は、新しい世界を生きていた」
【終わり】
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