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「新しい地球を生きるための物語」です。
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「新しい地球を生きるための物語」
~ひとつの世界が終わりを告げる~
私は、白雲畳店に見学へやって来て
いた。
白雲畳店の店主である雲十郎さんに、
連れられて、店内を見てまわる。
材料であるい草や、途中の工程、
出来上がった畳、失敗してしまった畳。
様々な状態を見学させてもらった。
作業中の畳職人にも、挨拶をさせて
もらうことができた。
畳に向き合うときは、あまりにも真剣な表情で、
声を掛けにくくも感じたが、畳から目を逸らすと、
途端に、笑顔が素敵な人が多かった。
その変化が、私は、この道を目指すことに、
何か、感ずるところがあったのだ。
あの、切り替えのようなことは、どうして
起きるのだろう?
畳に向き合うときのあまりにも真剣な眼差しと、
それ以外の柔らかなその人らしい表情。
いや、そのどちらもが、その人らしい
表情に違いないのだが。
私は、その切り替え、変化ということにおいて、
自分にとっても畳しかあり得ないと、改めて
認識することができた。
雲十郎さんも雲十郎さんで、今は畳を
作るというより、指導、いや助言を
することが多くなったそうだ。
この日も、畳職人さんたちに、声をかけて
いた。
でも、決して上から押さえつけることもしないし、
こうでなければならない、なんてことも言わない。
ただ、表情だけは、畳と向き合うあの変化と
同じように、あまりにも真剣な表情に切り替わる
のだ。
でも、雲十郎さんには、不思議と近寄りがたい
雰囲気は、なかった。
そうしたときも、他の畳職人さんも、
真剣に聞きながらも、笑顔を交わしながら、
助言を聞いていた。
この畳屋さんでは、柔和なエネルギーの交換が
盛んに行われている。
そして、私は、と言えば、そう、この畳屋さん
見学を通じて。
「ひとつの世界が終わりを告げる」のを
確かに感じ取ったのだ。
私が生きる道が、ここにはあった。
【終わり】
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