皆さま

 

おはようございます。

 

「新しい地球を生きるための物語」です。

 

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【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「新しい地球を生きるための物語」

~雲十郎さんの白い髭を見ていた~

 

私は、白雲畳店の店内で、畳の懐かしさを

強烈に感じていた。

 

明らかに初めて来たのだが、そうではない、

懐かしさを感じずにはいられないのだ。

 

頭ではどうにもならない。

 

そして、私は、数メートル先で、待って

くれている雲十郎さんに目をやる。

 

雲十郎さんは、先ほどから表情を

変えることなく、笑顔を浮かべて、

私を待ってくれていた。

 

そして、相変わらず、白い髭をなびかせて

いる。

 

私は、その柔らかな白い髭の動きを

目で追いかけていた。

 

「よく、ここへ来てくれたね」

「ずいぶんと待っていたよ」

 

私の耳というより、脳内に直接

声を掛けられた気がした。

 

でも、雲十郎さんの声とは違うような

気がしたし、何より、雲十郎さんが

話すそぶりを見せてはいない。

 

ここに人間は、私と雲十郎さんしか

いないはずだ。

 

他には、畳があるだけだ。

 

まさか。

 

私は、その声に、どうしても応えたく

なった。

 

「ずいぶんとお待たせしました」

「私は、行くべくところにやってきたのです」

「これからよろしくお願いします」

 

もちろん、声に出すことはなかったが、

相手がわからなかったので、雲十郎さんの

白い髭に向かって、無言で伝えてみた。

 

一瞬だが、雲十郎さんが、うなずいて

いたようにも思う。

 

そして、私の焦点は、雲十郎さんの

白い髭から、雲十郎さんの周囲を

囲むように置かれている畳にびったしと

合った。

 

【終わり】

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自由に個性を発揮できる世界を創造中です。

 

少しでも多くの人たちにこのブログを届けられるよう、

皆さまのお力もお借りしながら、書き続けていきたいと

思います。

 

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