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「新しい地球を生きるための物語」です。

 

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【自己紹介】

幸せな人生に転換できた僕の物語

 

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「新しい地球を生きるための物語」

~雲十郎さんの元へ歩みを進める~

 

私は、白雲畳店の中に入っていた。

 

店主である雲十郎さんに手招きをされて、

店の奥の方へと歩もうとしている。

 

雲十郎さんが手招きをする度に、白い髭が、

手招きを応援するかのように、揺れていた。

 

あの白い髭も、私のことを招こうとして

くれているのかと、錯覚する。

 

そうして、私は、雲十郎さんの元へ

歩みを進めようとしていた。

 

それは、とてつもない年月を経て

再会するかのような、この現代では

あり得ないほどの懐かしさがあった。

 

頭では理解することはできない。

 

それでも、感じてしまったのだから、

私は、もうどうしようもない。

 

あり得ないほどの懐かしさ。

 

そして、雲十郎さんの元へと歩く度に、

その懐かしさは増していく。

 

懐かしさが増す回廊に、私は迷い込んで

しまったのだろうか。

 

私は、辺りを見回してみた。

 

そこは、やっぱり畳屋さんだった。

 

そして、鼻も効かしてみた。

 

やはり、畳のにおいだ。

 

スタスタと歩みを進めてしまうのが、

もったいないと感じた。

 

このあり得ないほどの懐かしさを、私は

感じにやって来たのかもしれない。

 

それならば、ちょっとこの時をゆったりと

過ごしてみてもいいと思った。

 

雲十郎さんは、待ってくれているのだろうか。

 

私は、ふと気になり、雲十郎さんに

視線をやった。

 

雲十郎さんは、私が向かおうとしている先で、

柔らかな笑顔を見せてくれている。

 

そして、白い髭は先ほどと変わらず

ゆったりと私を招こうとしていた。

 

雲十郎さんは、何かを発したわけでもないが、

「その懐かしさを十二分に堪能しなさい」と

言ってくれていることが、私にはわかった。

 

だから、言葉では無いが、その優しさを

受け取ることにした。

 

私は、白雲畳店の店内で、あり得ない懐かしさを

思う存分味わっている。

 

【終わり】

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自由に個性を発揮できる世界を創造中です。

 

少しでも多くの人たちにこのブログを届けられるよう、

皆さまのお力もお借りしながら、書き続けていきたいと

思います。

 

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