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「新しい地球を生きるための物語」です。
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「新しい地球を生きるための物語」
~畳屋さんに見学に行く日~
私は、高校の授業を終えて、足早に
学校を出ていた。
友だちから、いつもの商店によって
いかないかと誘われたが、用事があると
言って断ってきた。
そう、今日は、あの畳屋さん、白雲畳店へ
見学に行く日だった。
友だちにそのことを話してもいいのだが、
緊張してしまいそうだったから、言わないで
おいた。
それくらい、私は、今日のこの日を
楽しみにしていきたのかもしれない。
と、同時に、人生の分岐点にもなると
思っているのだ。
夕方近くになっているが、まだ日が
残っていた。
春も近くなり、少し日が延びたのかも
しれない。
私は、高校の最寄りの駅に行き、そこから
電車に乗っていこうとしている。
道行く人たちは、急いでいる人もいれば、
下を向きながら携帯電話に集中している人も
いた。
様々な人たちがいたが、私と同じように、
これから人生が変わっていくワクワク感を
持っている人も、いるのだろうかと想像した。
私も、言っても高校生、やはり、こうした
場面というのは、人一倍緊張したりする。
電車に乗り込むと、席が少々空いていたので、
座ることにした。
たしか、2~3駅だったと思ったが、
立ってたらウロウロとしてしまいそうだった。
座って、時間を確認して、持ち物を
確認した。
聞きたいことをまとめたノートを見返そうと
思い、鞄を探す。
ふと、気になり、目の前を見ると、向かいの
座席に白い髭のおじいさんが座っていた。
一瞬、白雲畳店の店主かと思ったが、その人よりも
ずっと年上のようだったし、よく見れば別人だった。
せっかくなので、ノートを閉じて、この人で
見学の際に話す練習をイメージトレーニングして
おこうと思えた。
そんなことをしていたら、緊張も幾らか
緩和されるような気がする。
そんなことをしているうちに、白雲畳店がある
最寄り駅に着いていた。
【終わり】
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