皆さま
おはようございます。
「新しい地球を生きるための物語」です。
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「新しい地球を生きるための物語」
~僕は、僕とお話しをしていた~
私は、この日、お母さんと夕食を共にし、
「僕は畳職人になることにしたよ」と伝えた。
そして、普段ならば眠る時間になって
いった。
私は、和室の畳の上に布団を敷いて横に
なっている。
眠れそうだが、眠れずにいた。
そこへ、私のもとにまどろみがやって
きたのだ。
いかにもまどろみだった。
私は、眠っているのか、意識があるのか、
ハッキリしないまま、その時を無造作に
過ごしていく。
私は、私と話しをしていた。
「畳職人になることにしたよ」
「そうか、よかったじゃないか」
「ずっと、なりたいと思っていたから」
「そうだろう、知っていたよ」
「応援してくれるかい?」
「当たり前じゃ無いか」
「ずっと、応援してきているよ」
「そうか、よかった」
「久しぶりに話しかけてくれてうれしいよ」
「そうだったかな」
「昔はよく話しかけてくれたじゃないか」
「そうだったかな」
「そうだよ」
「ふふふ」
私は、そうして、まどろみを越えて
眠りに就くのだ。
私は、私と対話しているかのようだった。
そうか、そうだ、私は、昔からよく
こうして、話していた。
それこそ、自分自身とだったの
だろうか。
だから、私の話し相手は、先ほど
「久しぶりだね」と言ったのだ。
そして、たしかに、私は応援されている
ことをしっかりと確信しているようだった。
その分、私の眠りは、いつもよりも
深いものになっていったのだ。
【終わり】
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