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「新しい地球を生きるための物語」です。
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「新しい地球を生きるための物語」
~お母さんとの夕食の時~
私は、数年ぶりのお母さんとの買い物を
終えて、家に帰ってきていた。
私は、いつもならば、自分の和室の
部屋に戻っているが。
今日は、せっかくだからなのか、なぜなのか、
食卓にいて、お母さんが料理する姿を見て
いた。
その姿は、私が小さい頃から見ている
姿だった。
もちろん、歳をとっているわけだが、
その影は、あの頃と同じように見える。
その頃は特に、「和(なごみ)、和」と
呼びかけてくれて、かわいがってもらっていた。
もちろん、今でも、実際は
そうなのかもしれない。
お母さんはお母さんになりに、私への
扱いを工夫しているのかもしれない。
そんな姿を勝手に見て、想像しているだけで、
なぜだか涙が溢れそうになる。
そんなことは、今までは一度もなかったが、
畳屋になるのだと、改めて決意してからだろうか。
私の感覚は、より鋭敏になっているよう
だった。
「何か手伝うことある?」
その次には、そんなことをお母さんに
聞いていた。
もちろん、実際は、お母さんなんて
言わなかった。
「別にないわよ」
「座っていていいわ」
私が、残念そうにしていると。
お母さんは、「あ、じゃあ、醤油でも出しておいてちょうだい」
私は、なんだかうれしくなって、
リズミカルに立ち上がり、醤油を取りに
行った。
私が、醤油をテーブルの上に置くと。
「ありがとう」
という、やっぱり、一段と優しい声が
聞こえてくるのだ。
【終わり】
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